IDIS サブシステムの停止
IDIS サブシステムはいつでも停止して再始動できます。
IDIS サブシステムが非アクティブ (停止) の場合、新しい障害 ID の作成などの基本的な Fault Analyzer プロセスだけが引き続き実行されます。SVC ダンプ登録、リカバリー障害記録 (RFR)、Java DTFJ 処理、一部の DB2® カタログ・データ・アクセス、移行された密結合のダンプ・データ・セットの削除は機能しません。IDIS サブシステムが PARM='UPDINDEX' で稼働しているときと比較して、CPU および入出力の使用量も増加します。
重要: 決して CANCEL コマンドを使用して IDIS サブシステムを停止しないでください。
正常終了を可能にするために、MODIFY コマンドを使用して IDIS サブシステムを停止します。例: F name,STOP
または P name
name は MODIFY コマンドの適切な ID を指します。この ID は、IDIS サブシステムの始動方法によって異なります。
IDIS サブシステムがアクティブでない場合、または MODIFY コマンドに不正確な ID が使用された場合、MVS™ は次のメッセージを発行します。
IEE341I XYZ NOT ACTIVE
IDIS サブシステムが既にアクティブな場合に、それを始動しようとすると、オペレーター・コンソールに次のメッセージが発行されます。IDISAMAN The Fault Analyzer Subsystem is already active in jobname job-id
jobname は現在実行している IDIS サブシステムのジョブまたは開始済みタスク名、job-id は JES ジョブまたは開始済みタスク ID です。