BOUNDS 基本コマンド

BOUNDS 基本コマンドは、CHANGE、FIND、および EXCLUDE コマンドによって検索される桁を制限します。このコマンドは、CHAR、HEX、または LHEX 表示形式でのみ使用できます。セグメント化レコード・テンプレートを使用しているときはまったく使用できません。

構文


1 BOUNds
1 BNDs
2?  col1
2?  col2
col1
検索する桁の範囲内に含まれる最初の桁。1 以上であり、最大レコード長以下である必要があります。
col2
検索される桁の範囲内に含まれる最後の桁。指定する場合は、col1 以上で、 最大レコード長以下でなければなりません。指定した場合、col1 から col2 までとして定義範囲内のすべての列は、その 両端を含んで、検索されます。指定しないと、col1 と等しいと見なされ、1 列の範囲内 で検索されます。
注: col1col2 も指定しないと、 範囲は 1 桁目からレコードの終りまでと見なされます。つまり、パラメーターを指定せずに BOUNDS コマンドを実行すると、境界は全レコード長にリセットされます。

このコマンドが検索/変更ユーティリティーで使用されており、「JCL source format (JCL ソース形式)」オプションが選択されている場合、検索される桁数は 3 から 71 に設定されます (ステートメントが JCL ステートメントでない場合を除く)。ステートメントは、先頭に「/*」または「//」ストリングが示されている場合は JCL ステートメントとみなされます。ステートメントの先頭にどちらのストリングも示されていない場合は JCL ステートメントとみなされず、その場合は指定された任意の桁範囲が使用できます。

使用箇所

関連作業および例