デフォルトの拡張ミニダンプ (XDUMP) データ・セット名パターン (XDUMPDSN) の変更
XDUMP は、ミニダンプ内のページに加えてストレージのページを含む、障害項目と密に結合されたデータ・セットです。
デフォルトの XDUMP データ・セット名パターンは次のとおりです。
IDIXDPHQ.XDUMP.&SYSNAME..D&YYMMDD..T&HHMMSS..S&SEQ.
拡張ミニダンプ・データ・セットの命名パターンを変更するには、IDIOPTLM 構成オプション・モジュール内の XDUMPDSN 設定を使用します。
データ・セット名パターンには、割り振られた各データ・セットが固有であることを保証するシンボル値が含まれる必要があります。例:
CL100'IDIHLQ.XDUMP.&&SYSNAME..D&&YYMMDD..T&&HHMMSS..S&&SEQ.'
記号の使用についての詳細は、IDIOPTLM データ・セット名のシンボル置換を参照してください。
データ・セットを作成する必要があるユーザーへのアクセスを許可するには、1 つ以上のデータ・セット修飾子を IDIXDUMP_HLQ XFACILIT プロファイルと一緒に使用する必要があります。詳細については、XDUMP データ・セットに対する XFACILIT リソース・クラスの使用を参照してください。
XDUMPDSN オプションに指定した高位修飾子が NULLFILE の場合、Fault Analyzer は拡張ダンプ・データ・セットを割り振りません。この結果として、イベント関連ソース行またはステートメントに直接関係していないユーザー・ストレージ領域が、障害項目の再分析から欠落する可能性があり、MaxMinidumpPages オプション値が超過した場合に、DeferredReport オプションがオーバーライドされる可能性があります (特に CICS で、重大なパフォーマンスの問題を引き起こす可能性があります)。または対話式再分析のために TSO 領域に追加スペースが必要になる可能性があります。