IDIOPTLM データ・セット名のシンボル置換
シンボル置換に関するこの情報は、RFRDSN、SDUMPDSN および XDUMPDSN オプションで指定したデータ・セット名に適用されます。
これらのデータ・セット名には、割り振られた各データ・セットが固有であることを保証する MVS システム・シンボルが含まれる必要があります。特に、&SEQ。(Fault Analyzer 順序番号変数) は名前に含まれている必要があります。&SEQ. 変数は 5 桁の 10 進数で置換されます。
障害項目の移動またはコピー (ヒストリー・ファイル項目のコピーおよびヒストリー・ファイル項目の移動を参照)、または IDIUTIL IMPORT (IMPORT 制御ステートメントを参照) 操作の結果として割り振られたデータ・セットの場合、シンボル &JOBNAME. および &SYSNAME. は障害項目の作成時にそれぞれの値に従って解決されます。例えば、障害項目がシステム SYS1 でリアルタイム処理中に作成され、後でシステム SYS2 でコピーされた場合、&SYSNAME. シンボルは引き続き値 SYS1 で置換されます。
&SEQ.、&JOBNAME. および &SYSNAME. 以外の指定したすべてのシンボルは、ASASYMBM サービスを使用して現在のシステム値に置換されます。使用可能なシンボル名については、「z/OS MVS アセンブラー・サービス解説書」を参照してください。
最終データ・セット名 (すべての記号変数が可能な限り長い値で置換される) が 44 文字を超えないようにします。44 文字を超える場合、Fault Analyzer は最終データ・セット名を 44 文字 (最後の文字がピリオドの場合は 43 文字) に切り詰めます。この場合、データ・セット名が一意ではなくなり、割り振りエラーが発生する可能性があります。