EXITS 制御ステートメント
EXITS 制御ステートメントは、リアルタイム分析および再分析の Exits キーワードと同じフォーマットに従っています。Exits 制御ステートメントは、リアルタイム分析および再分析の Exits キーワードと同じフォーマットに従っています。出口点が LISTHF、LISTHFDUP、DELETE、および IMPORT 用であるという点で異なります。
説明
出口は、指定された選択修飾子と一致する LISTHF または DELETE ターゲット・データ・セットの各障害項目、および IMPORT のインポート元データ・セットにあるメンバーに呼び出されます。LISTHFDUP の場合、異常終了 (初期異常終了、通常重複、または個別の CICSFast または ImageFast 重複)、または異常終了のグループ (CICSFast または ImageFast) のインスタンスごとに出口が呼び出されます。重複のタイプが UTL.DUP_TYPE に指定されています。いずれの場合も、UTL.PERFORM_ACTION フラグはデフォルトで「Y」に設定されます (ただし、IDIUTIL ユーザー出口がロックされた障害項目に呼び出される場合を除きます)。この場合、ENV.LOCK_FLAG がブランクでないと、ユーザー出口に制御が渡される前に、UTL.PERFORM_ACTION フラグに「N」が設定されます。
EXITS 制御ステートメントは、後に続く LISTHF、LISTHFDUP、DELETE、または IMPORT 制御ステートメントに対して有効です。またはユーティリティーの実行で新しい EXITS 制御ステートメントが検出されるまで有効です。複数の EXITS 制御ステートメントが累積して有効になることはありません。新しい EXITS 制御ステートメントが検出されたときに、それ以前の出口はクリアされます。IDIUTIL 実行の始めにアクティブな初期ユーザー出口はありません。LISTHF、LISTHFDUP、DELETE、および IMPORT 出口点は、Fault Analyzer リアルタイム分析および再分析によって使用される構成ファイルで認識されることも、この構成ファイルから読み取られることもありません。
非推奨オプション ACCOUNTING および NOACCOUNTING は引き続き指定できますが、無視されます。
各出口タイプの詳細記述は、ユーザー出口を使用した Fault Analyzer のカスタマイズ に示されています。
EXITS 制御ステートメントの使用法を示す例が、例 7.ヒストリー・ファイル項目のインポート に記載されています。