「Insert Root Segment (ルート・セグメントの挿入)」パネル

編集セッションにおいて、「IMS Data (IMS データ)」パネルで以下のいずれかのコマンドを入力すると、FM/IMS は「Insert Root Segment (ルート・セグメントの挿入)」パネルを表示します。
  • REPEAT 基本コマンド、および現行セグメントがルート・セグメントである。
  • INSERT 基本コマンド、およびルート・セグメントが INSERT 基本コマンドで指定されているか、または「Insert : Segment Selection (挿入 : セグメント選択)」パネルで選択されている。
  • ルート・セグメントに対する I、R、または RA 行コマンド。
このパネルを使用すると、以下の作業を行うことができます。
  • ルート・セグメントを挿入する (REPEAT または INSERT 基本コマンド、あるいは I または R 行コマンドによって呼び出された場合)。
  • ルート・セグメントを挿入してから、この新しく出現した現行セグメントのすべての従属セグメントを複写する (REPEAT ALL 基本コマンドによって呼び出された場合)。
  • ルート・セグメントを挿入してから、この新しい出現のもとで、行コマンドが出されたセグメントの すべての従属セグメントを複写する (RA 行コマンドによって呼び出された場合)。

パネルとフィールドの定義

1.  
  Process   Options   Help
 ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/IMS                       Insert Root Segment
 Database DJ1E     Segment  SHIRE                            Insert Format SNGL
 -------------------------------------------------------------------------------
 Data                                                Top Field is 1    of 11
 Ref  Field           Typ Start   Len   Data
   1  1 SHIRE-TOWN    AN      1    53
   2   2 SHIRE-KEY    AN      1    20 K
   3    3 SHIRE-NAME  AN      1    20 K
   4   2 SHIRE-TYPE   AN     21     1
   5   2 SHIRE-CODE1  ZD     22     3   0
   6   2 SHIRE-CODE2  ZD     25     5   0
   7   2 SHIRE-YEAR   BI     30     2    0
   8   2 SHIRE-BRICK  PD     32     8    0
   9   2 SHIRE-WOODEN PD     40     8    0
  10   2 SHIRE-SCHOOL PD     48     4    0
  11   2 SHIRE-GOLF   BI     52     2    0
 ****  End of record  ****


 Command ===>                                                       Scroll PAGE
  F1=Help      F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F6=RChange   F7=Up
  F8=Down      F9=Swap     F12=Cancel

このパネルには、ヘッダー域とデータ域があります。

Header area (ヘッダー域)
ヘッダー域には、以下の詳細が表示されます。
データベース
編集するデータベースの名前。
Segment (セグメント)
ルート・セグメントの名前とその後にセグメント記述 (ある場合)。
Insert format (挿入形式)
データ域の表示形式。

FM/IMS は、CHAR、HEX、LHEX、SNGL の 4 つの表示形式をサポートします。SNGL は、ビューが使用されているときにのみサポートされます。

パネルが最初に表示されるときに使用される挿入形式は、「IMS Data (IMS データ)」パネルの 現行の表示形式によって異なります。

現行の表示形式が CHAR、HEX、LHEX、または SNGL の場合、挿入形式は 現行の表示形式に設定されます。

現行の表示形式が TABL の場合、挿入形式は SNGL に設定されます。

データ域の表示形式を変更するには、このフィールドを更新します。

Data area (データ域)
データ域では、挿入するルート・セグメントのキーとデータを指定します。

これは、スクロール可能域です。データ域をスクロールするには、UP (F7) または DOWN (F8) コマンドを出します。

この領域に最初に表示されるキーとデータは、このパネルを呼び出す際に 使用したコマンドによって異なります。

  • REPEAT 基本コマンドを使用した場合は、現行セグメントのキーとデータが 表示されます。
  • R または RA 行コマンドを使用した場合は、行コマンドを入力した相手のセグメントのキーと データが表示されます。
  • INSERT 基本コマンドまたは I 行コマンドを使用した場合は、ビューを 使用しているかどうかによって、初期表示は以下のように異なります。
    • ビューを使用しない場合は、キーとデータはスペースに初期化されます。
    • ビューを使用する場合は、FM/IMS は、領域を初期化するときのセグメント・レイアウトを使用します。レイアウト中の数値フィールドはゼロに、非数値フィールドはスペースに設定されます。

    I 行コマンドの場合は、FM/IMS は、行コマンドを入力した相手のセグメント・オカレンスのレイアウトを使用します。

    INSERT 基本コマンドの場合は、FM/IMS は、選択されたセグメント・タイプのレイアウトを使用します。あるいは、セグメント・タイプに複数のレイアウトがある場合は、選択されたセグメント・レイアウトを使用します。

挿入するルート・セグメントのキーとデータを指定した場合 は、「Exit」機能キー (F3) を押して、 セグメントを挿入し、「IMS Data (IMS データ)」パネルに戻ります。

セグメントを挿入せずに「IMS Data (IMS データ)」パネルに戻るに は、「Cancel」機能キー (F12) を押します。

親パネル

子パネル

  • なし。