VSAM 更新 (オプション 5.7)
このオプションは、VSAM データを表示し、レコードまたは制御インターバルを更新するときに使用します。
制御インターバルを更新するときは注意してください。制御情報を誤って変更すると、そのデータ・セットは使用できなくなることがあります。
レコードを更新するには、以下のようにします。
- 更新するレコードを見つけます。スクロールまたは検索の標準的な方法を使用する他に、RBA、キー、およびスロット・フィールドの上からタイプできます。デフォルトでは、キー・アクセスは、キー付きデータに使用され、アドレス・アクセスは、キー付きデータ以外に使用されます。KSDS に RBA を指定すると、以後のスクロールでは、アドレス付き順序が設定されます。
- 「Zoom」機能キー (F2) でレコードを選択します。
- 標準の編集方法でデータを変更します。
- 「Exit」機能キー (F3) を押して変更レコードを保管するか、または「Cancel」機能キー (F12) を押して変更内容を破棄します。
印刷出力が端末に送られない場合、File Manager は、変更レコードのログを印刷します。「Set Print Processing Options (印刷処理オプションの設定)」パネルの「PRINTOUT」入力フィールドの値を変更して、印刷ログの宛先を変更します (File Manager から印刷を参照してください)。別のレコードを選択して更新するか、この機能を中止します。
制御インターバル・アクセスを指定して、論理レコードの代わりに完全な制御インターバル (制御情報を含む) を調べるには、「CI access (CI アクセス)」フィールドに「YES」を入力します。制御インターバルは、アドレス付き順序で処理されます。圧縮 KSDS の場合、CI アクセスを使用できません (これはシステムの制限です)。
VSAM 更新では、ディスク・トラック編集 (オプション 5.2) と同じ基本コマンドを使用します。