ディスク・トラック編集 (オプション 5.2)
このオプションは、ディスク・トラック上のレコードを作成、変更、および操作するときに使用します。
装置名、データ・セット名またはその両方、およびオプションとしてトラックの物理データ・セット名を指定する必要があります。
トラックを指定すると、File Manager は、編集用にすぐにデータを表示します。
トラックを指定しない場合、File Manager は、選択するエクステントをブラウズ・モードで表示します。
レコードを編集および更新するには、以下のようにします。
- 更新するレコードを選択します。カーソルをレコードに移動するか、もしくはブラウズ機能で使用可能な位置指定コマンドのいずれかを使用します。
- 「Zoom」機能キー (F2) を押します。これによって、選択したレコードの詳細が表示されます。
- 次のいずれかの方法でレコードを更新します。
- 新しいテキストで既存のテキストの上書き。(文字または 16 進数を上書きすることができます。)
- 「Col」フィールドに桁番号を入力し、GET または COPY コマンドを使用します。レコード内の指定した桁以降のデータを上書きします。
GET コマンドの場合には、前に PUT コマンドでバッファーにコピーしたデータが書き込まれます。COPY コマンドの場合、コピーする現行レコードの桁を指定します。
例えば、「COL」フィールドの値が 5 である場合、「
COPY 10-12
」を入力すると、10 桁目から 12 桁目にあるデータによって 5 桁目から 7 桁目にあったデータが置き換えられます。「COPY 10
」を入力すると、10 桁目の文字が前に 5 桁目にあった文字と置き換わります。 - 標準基本編集コマンドの入力。
- 「Exit」機能キー (F3) を使用して変更内容を保管するか、または「Cancel」機能キー (F12) を押して変更内容を破棄します。変更内容のログが印刷されます。これで、更新する別のレコードを選択することができるようになります。