ディスク・レコード走査 (オプション 5.4)
このオプションは、ディスク上の特定データを検索するときに使用します。
印刷機能で行うのと同じように、エクステントの始まりと終わりを入力することによって、検索を特定のレコード範囲に制限します。(詳しくは、印刷対象指定を参照してください。)
「Scan type (走査タイプ)」フィールドに値を入力することによって、実行する走査タイプを指定する必要があります。値は、以下の通りです。
- D
- 各レコードのデータ・フィールドを検索します。
- K
- 各レコードのキー・フィールドを検索します。
- E
- ファイルの終わりレコードを検索します。「E」を選択した場合は、検索ストリングは指定不要です。
走査は、走査位置 (デフォルト 1) から始まります。パターン走査を使用するように指定すると、走査は、開始位置からすべての場所を、走査の引数だけのオカレンスを探します。パターン走査を使用しないよう指定すると、走査は、開始位置のみを探します。
レコード長を指定する場合、検索の前に、物理ブロックを論理レコードに非ブロック化します。
走査引数は、File Manager に検索させるストリングです。ストリングは、50 文字までです。ストリングは、検索ストリングと同じ形式です (ディスク・ブラウズ (オプション 5.1)を参照)。走査タイプが E の場合は、ストリングは適用されません。その他の場合は、ストリングが必要です。
このオプションの出力は、検索条件に合致したレコードのリストです。