HFS ファイルの指定

HFS ファイルは、そのファイルに至るパスによって識別されます。File Manager には、ルートから始まるファイル指定の絶対パスが必要です。パスは、z/OS® データ・セットと同じフィールドで同じバッチ・パラメーターを使用して指定されます。名前は、スラッシュ (/) が含まれているとパス名としてみなされます。正しい絶対パス名はスラッシュで開始しなければなりません。そうでないと、データ・セット名として扱われます。

パス名は大/小文字が区別され、スペース、コンマ、および他の特殊文字を含めることができます。バッチでは、パス名を一重引用符で囲む必要があります。フルスクリーン・モードでは、アポストロフィの使用はオプションです。

File Manager は、長さが最大 255 文字の絶対パス名を許可します。データ・セット名専用のパネルにあるフィールドでも、パス名を扱えます。これらは拡張可能で、長い名前の指定を許可します。また、バッチで使用される構文は、1 行に収まらない場合でもパス名の指定を許可します。

バッチでは、PATH JCL パラメーターを使用してパス名を指定でき、File Manager 制御ステートメントで DD 名を使用して参照できます。PATH およびその他のパス関連パラメーターの説明は、JCL のマニュアルを参照してください。

以下の File Manager 機能は HFS ファイルをサポートします。
  • 編集
  • 表示
  • 作成 (DSG)
  • コピー (DSC)
  • 印刷 (DSP)
  • 比較 (DSM)
  • DSEB (ブラウズ・モードのみ)
  • 検索 (FCH)