優先フォーマット幅の設定

Fault Analyzer ISPF インターフェースにより、ユーザーは優先フォーマット幅を選択できます。この幅は、Fault Analyzer が情報をフォーマットして表示する場合に可能な限り使用する幅です。

優先フォーマット幅は、Fault Analyzer 画面の実際の幅と同じではありません。表示される一部の情報 (例えば、テキストの段落) の幅のみに影響を与えます。これ以外の情報は、設計により固定されているため、このフォーマット幅の影響を受けません。

View メニューの Preferred Formatting Width オプションを選択すると、Preferred Formatting Width 画面が表示されます (このオプションの一般的な選択方法については、アクション・バーのプルダウン・メニュー を参照してください)。
1. Preferred Formatting Width 画面の例
  File  Options  View  Services  Help
 ┌───────────────── Preferred Formatting Width Specification ─────────────────┐
 │                                                                            │
 │ Specify the display formatting width to be used by Fault Analyzer whenever │
 │ possible and press Enter.                                                  │
 │                                                                            │
 │ Preferred Formatting Width 80   (Minimum 80)                               │
 │                                                                            │
 │  F1=Help     F3=Exit    F12=Cancel                                         │
 └────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘

   Fault ID Job/Tran User ID  Sys/Job  Abend Date       Time
     F00323 IDIVPCOB IBMUSER  MVS2     S0C7  2019/12/21 13:02:25
     F00445 ALLANT01 JACKIED  MVS8     S0C7  2019/12/19 03:29:57
     F00444 ALLANT01 JACKIED  MVS8     S0C7  2019/11/28 20:25:30
     F00442 ALLANT01 ALLANT   MVS8     S0C7  2019/09/10 22:20:10
     F00349 CS05     CICSUSER CSCB0050 ASRA  2019/08/23 07:47:23
     F00348 CS04     CICSUSER CSCB0040 ASRA  2019/08/23 07:46:36
     F00345 CS01     CICSUSER CSCB0010 AEIL  2019/08/23 07:43:35
     F00050 PSTRANDR PSTRAND  STPLEX4B S0C4  2019/08/02 17:03:18
     F00035 CICS53   n/a      MVS2     n/a   2019/04/05 14:49:11
     F00034 CICS53   n/a      MVS2     S08E  2019/03/22 13:12:23
 F1=Help      F3=Exit      F4=MatchCSR  F5=RptFind   F6=Actions   F7=Up
 F8=Down     F10=Left     F11=Right    F12=MatchALL

受け入れられる最小幅は 80 文字であり、デフォルト値と同じです。999 文字を指定できますが、最大幅は、常に実際の画面幅により制限されます。

適当なフォーマット幅を入力した後、Enter キーを押すと、指定したフォーマット幅を使用する直前の画面に戻ります。

フォーマット幅が画面の物理的な幅を超える場合、スクロール・コマンド LEFT (PF10) および RIGHT (PF11) を使用すると、画面全体を表示できます。

フォーマット幅を変更せずに直前の画面に戻るには、EXIT (PF3) または CANCEL (PF12) コマンドを入力してください。