例 6.自己保持ヒストリー・ファイルの作成
この例に示しているジョブは、MY.HIST という名前の PDSE ヒストリー・ファイルを割り振り、IDIUTIL バッチ・ユーティリティーを使用して、障害折り返し番号を 100 に設定すると同時に、既存の障害番号の今後の再使用を許可します。
//UTILJOB4 JOB ...
//IDCAMS EXEC PGM=IDCAMS
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
ALLOC DSNAME('MY.HIST') -
NEW -
SPACE(10 10) -
CYLINDERS -
RECFM(V B) -
LRECL(10000) -
DIR(10) -
DSNTYPE(LIBRARY)
/*
//RUNUTIL EXEC PGM=IDIUTIL
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
SetMinFaultEntries(MY.HIST,100)
/*
このコードにより、最大自動フリー・スペース再利用機能を備えたヒストリー・ファイルが作成され、スペース不足が生じなくなります (ただし、割り振られたデータ・セットに、SetMinFaultEntries で指定した最小数の障害を保持できる場合に限ります)。
また、新しい各ヒストリー・ファイルの障害 ID を固有のものにするために、ご使用のヒストリー・ファイル作成ジョブに SETFAULTPREFIX 制御ステートメントを追加することもできます (SETFAULTPREFIX 制御ステートメントを参照)。