FA で提供されるサンプル
イベント処理機能を使用するために、FA では以下のサンプルを
IDI.SIDISAM1
に用意しています。- サンプル通知出口 IDISXEPN
- 使用可能なすべての IDIWRITE データ域変数および
ENV
データ域変数用にNFY
を呼び出す汎用通知ユーザー出口。このサンプル出口の詳細については、通知ユーザー出口 を参照してください。 - サンプル・イベント処理ユーザー出口 IDISRTCC
- C で書かれたサンプル出口。このサンプルは、IDISXEPN によって提供されたデータをデータ・セットに書き込みます。サンプルは次に、作成されたデータ・セットを入力として使用する REXX exec (
IDIINTR
) を実行するためのジョブを実行依頼する内部リーダーに、IDISRTCR
という DD を動的に割り振ります。この他に、COBOL および PL/I のサンプルも、IDISRTCB
およびIDISRTCP
にそれぞれ用意されています。サンプル IDISRTCC 出口を使用するには、この出口を ADFzCC EventProcessingExit オプションで指定する必要があります。このオプションについて詳しくは、IBM Application Delivery Foundation for z/OS Common Components: Customization Guide and User Guide を参照してください。
- サンプル REXX exec IDISRTCR
- サンプル REXX exec IDISRTCR は、
IDISRTCC
で作成されたジョブによって実行されます。この exec が指定された入力データ・セットを読み取り、その内容 (IDISXEPN で指定されたデータ域変数 ENV および NFY) を使用して、障害項目についての関連情報で RTC 作業項目を作成します。次に、スクリプト内で指定された RTC サーバーに要求を送信します。当該 RTC プロジェクト下の作業項目が作成されます。この項目には発生した障害項目に関する情報が含まれます。