エディター・セッション・モードの指定: 「通常モード」または「大規模モード」
FM/Db2 エディターは、「normal mode (通常モード)」または「large mode (大規模モード)」で動作できます。
- 通常モード
- FM/Db2 エディター・セッションを「normal mode (通常モード)」で操作するには、エディター入力パネルの「Row count (行カウント)」フィールドに、0、*、ALL 以外の値を入力します。FM/Db2 エディターは、Db2® オブジェクトから行を取り出し、次の条件のいずれかが発生するまでエディターにその行をロードします。
- Db2® オブジェクトの末尾に達した。
- エディターにロードした行の数が、「Row count (行カウント)」フィールドで指定された値と同じになった。
- 使用可能なストレージを使い切った。
FM/Db2 エディターが各行の保管に使用するストレージの量については、ストレージの考慮事項を参照してください。
エディター・セッションにロードされる行の数の制限については、行選択基準を指定することによる表示する行の制限を参照してください。
- 大規模モード
- FM/Db2 エディター・セッションを「large mode (大規模モード)」で操作するには、エディター入力パネルの「Row count (行カウント)」フィールドに、
0
、*
、またはALL
と入力します。FM/Db2 エディターは、Db2® オブジェクトから行を取り出し、次の条件のいずれかが発生するまでエディターにその行をロードします。- Db2® オブジェクトの末尾に達した。
- 約 3 画面分の行がロードされた。
エディター・データ・パネル (表形式) に表示される行の数は、端末エミュレーション設定 (24 x 80、27 x 132、40 x 132 など) およびオプションの列ヘッダーの数によって異なります。
「大規模モード」では、FM/Db2 エディターは現在の表示要件を満たすのに十分な行だけをメモリーに保持します。必要に応じてスクロールアップまたはスクロールダウンして、Db2® オブジェクトのすべての行を表示することができます。
「大規模モード」の編集セッションでは、現在の表示位置にかかわらず、FM/Db2 エディターは変更されたすべての行もメモリーに保持します。そのため、多くの行が変更された場合、編集セッションに必要なストレージが大幅に増加することがあります。エディター・セッションにロードされる行の数の制限については、行選択基準を指定することによる表示する行の制限を参照してください。