関連表のリスト

File Manager/Db2 表示または編集エディター・セッションでは、REDIT 基本コマンドを発行して、Db2® 参照整合性 (RI) の制約によって、現在編集中の Db2® オブジェクトに関連付けられた表のリストを表示できます。

REDIT 基本コマンドを入力する場合は、現在編集中の Db2® オブジェクトの表で列を識別するフィールド番号をオプションで指定できます。

REDIT 基本コマンドの入力後に FM/Db2 が応答する方法は、編集中のオブジェクト、カーソルの位置、および列番号を指定するかどうかによって異なります。

  • 編集中のオブジェクトに RI の制約がない場合は、新規 FM/Db2 編集セッションは既存の編集セッションの上に積み重ねられます。「Db2® Edit (編集)」入力パネルが表示されます。
  • 編集中のオブジェクトに RI の制約がある場合は、次のようになります。
    • カーソルが画面のデータの部分にないか、表の列のデータ上にない場合は、FM/Db2 は、RI の制約によって編集中のオブジェクトに直接関連付けられたすべての Db2® オブジェクトを示す選択リストを表示します。これには、編集中の表と関係がある親表、および編集中の表と関係がある従属表が含まれます。
    • カーソルが表の列のデータ上にあり、その列が基本キー、親キー、または外部キーの一部ではない場合は、FM/Db2 は、RI の制約によって編集中のオブジェクトに直接関連付けられたすべての Db2® オブジェクトを示す選択リストを表示します。これには、編集中の表と関係がある親表、および編集中の表と関係がある従属表が含まれます。
    • カーソルが表の列のデータ上にあり、その列が基本キー、親キー、または外部キーの一部である場合は、FM/Db2 は、編集中のオブジェクトに直接関連付けられた Db2® オブジェクトのみを示す選択リストを表示します。これは、編集中の表の基本キー、親キー、または外部キーに、カーソルが置かれている列が含まれている表に限定されます。
    • REDIT 基本コマンドでフィールド番号を指定し、フィールド番号によって識別される列が基本キー、親キー、または外部キーの一部である場合は、FM/Db2 は、編集中のオブジェクトに直接関連付けられた Db2® オブジェクトのみを示す選択リストを表示します。これは、編集中の表の基本キー、親キー、または外部キーに、フィールド番号によって識別される列が含まれている表に限定されます。
    • REDIT コマンドでフィールド番号を指定され、フィールド番号によって識別される列が基本キー、親キー、または外部キーの一部ではない場合は、FM/Db2 は、RI の制約によって編集中のオブジェクトに直接関連付けられたすべての Db2® オブジェクトを示す選択リストを表示します。これには、編集中の表と関係がある親表、および編集中の表と関係がある従属表が含まれます。

オブジェクトの関連表のリストが、FM/Db2 のオブジェクト・リスト・ユーティリティーによって「Related tables (関連表)」パネルに表示されます。リストに表示される任意のオブジェクトに対して多数の接頭部コマンドを発行できます。例:

接頭部コマンド
FM/Db2 が表示する内容
EE または VE
選択したオブジェクトの新規 FM/Db2 エディター・セッション。新規 FM/Db2 エディター・セッションは、(画面を分割して、新規 FM/Db2 セッションを開始した場合と同じように) 新規の ISPF 論理画面に表示されます。
表示される最初のパネル、および編集 (または表示) セッションに表示される行は、REDIT コマンドの入力時にカーソルが置かれている場所によって異なります。
  • カーソルが、親キー、基本キー、または外部キーの一部である列のデータ上にある場合は、新規 FM/Db2 エディター・セッションは、データの表示から始まり、カーソルが置かれていた行に関連する行のみが入っています。
  • カーソルが、親キー、基本キー、または外部キーの一部である列のデータ上にない場合は、新規 FM/Db2 エディター・セッションは、「Db2® Edit (編集)」(または「Db2® View (表示)」) 入力パネル (必要な場合は、このパネルでオブジェクト名を変更できます) の表示から始まり、オブジェクトのすべての行が入っています。
E または V
既存の編集セッションの上に積み重ねられている新規 FM/Db2 編集セッション。

使用可能なすべてのコマンドを表示するには、任意の入力の左側にある選択フィールド (「SEL」) に「?」を入力し、Enter キーを押します。

REDIT コマンドを発行できるのは、表の編集時のみです。REDIT コマンドは、ビューの編集時は操作不能です。

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