編集セッション中のエラー処理
FM/Db2 は、編集セッションで行ったデータ変更を実装しようとするとき、エラーを報告することがあります。このようなエラーは、Db2® が INSERT、 UPDATE、または DELETE SQL ステートメントを出したときに FM/Db2 によって検出されます。SQL エラーは、編集中の Db2® オブジェクトに対して定義されている固有性、参照保全、およびデータ検査制約の違反などを含むさまざまな理由によって起こることがあります。これらの概念に詳しくない場合は、Db2 UDB for z/OS Administration Guide「」 を参照してください。
FM/Db2 は、エラーを検出すると、エラーの原因となった行の接頭部域に =ERR
、=ERR R
、または SQLCODE といういずれかのマークを付けます。エラー標識の選択は、「Show SQLCODE (SQLCODE の表示)」編集オプションによって決定されます。削除された行が現行の表示の最上部に再挿入されます (TABL 表示形式)。保留されているすべてのエラーが訂正されるまで、保管操作は進められません。編集中の Db2® オブジェクトが多くの制約の対象である場合や、検査なしでデータに多数の変更が行われた場合には、すべてのエラーを解決できないことがあります。そのような場合には、編集セッションを取り消してください。
関連するタスク
- 「View options (表示オプション)」と「Edit options (編集オプション)」(オプション 1 と 2)
- 現行 FM/Db2 エディター・セッションのオプションの設定
- File Manager/Db2 エディター・セッションの終了
- 編集セッション中に起こったエラーの訂正例
関連した参照