CAPS に影響を与えるインストール設定
CAPS の設定によって、File Manager/Db2 エディター・セッションで入力する文字を大文字に変換するかどうかが決定されます。CAPS を ON に設定すると、FM/Db2 は、 変更された行内のすべてのデータを小文字から大文字に上書きすることによって 変換し、CHANGE コマンドに指定した置換データを小文字から大文字に変換します。CAPS が OFF の場合は、入力する新規データは、大文字に変換されません。
- CAPS の初期設定 (ON または OFF)
- 編集オプションを使用してこの設定を変更できるかどうか、 つまり、設定が
更新可能
(変更できるという意味) であるか、または固定
(変更できないという意味) であるか - FM/Db2 CAPS 基本コマンドを発行できるかどうか
これらのカスタマイズ設定について詳しくは、Customization Guide を参照してください。
上記の 1 番目と 2 番目の設定については、3 番目の「Editor Options (編集オプション)」パネルを調べることで、値を確認できます。
上記の 3 番目の設定については、CAPS コマンドを 発行するときに、CAPS コマンドを使用できないように FM/Db2 が カスタマイズされているときは、FM/Db2 は、The CAPS command has been disabled at installation time. (CAPS コマンドはインストール時に使用不可になっています。)
というメッセージを表示します。
CAPS のインストール・オプションが fixed (固定)
であると、各 FM/Db2 エディター・セッションは CAPS のインストール設定 (ON または OFF のいずれか) で開始し、編集オプションを使用して設定を変更できません。
CAPS のインストール・オプションが updateable (更新可能)
の場合は、編集オプションを使用して設定を (ON または OFF のいずれかに) 変更でき、各 FM/Db2 エディター・セッションは現行の CAPS 設定で開始します。
fixed (固定)です。
- CAPS のインストール・オプションが ON の場合は、小文字データを 入力するには、まず CASE MIXED コマンドを入力する必要があります。
- CAPS のインストール・オプションが OFF の場合は、大文字データを 入力するには、Shift キーまたは Caps Lock キーを使用する必要があります。
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