DYNALLOC
- DYNALLOC
- DLI モードでデータベースにアクセスするときに、動的割り振りモジュールに指定されたデータベース・データ・セットを使用するように FM/IMS が強制するかどうかを指定します。
- N
- ユーザーは、DLI モードでデータベースにアクセスするときに、動的割り振りモジュールに指定されたデータベース・データ・セットを使用するように強制されません。
- Y
- ユーザーは、DLI モードでデータベースにアクセスするときに、動的割り振りモジュールに指定されたデータベース・データ・セットを使用するように強制されます。
DYNALLOC=Y を指定した場合は、以下のようになります。
- 「Entry (入力)」パネルで DLI 領域タイプが選択された場合、FM/IMS ダイアログに「Database Data Set Display (データベース・データ・セット表示)」パネルが表示されます。
- FM/IMS ダイアログで生成された JCL には、データベース・データ・セットの DD ステートメントは組み込まれません。
- DLI モードで実行するバッチ機能は、その JCL にデータベース・データ・セットの DD ステートメントが組み込まれていると、失敗します。
- DLI モードでの編集またはブラウズの場合、DL/I バッチ処理領域が開始される前に、データベース・データ・セット DD 名が TSO セッションに割り振られると、FM/IMS はこの DD 名に割り振られたデータ・セットを解放します。
- データベース・データ・セットは、IMS™ によって動的に割り振られます。
- 「Entry (入力)」パネルで DLI 領域タイプと非 HALDB データベースが指定された場合、FM/IMS ダイアログに「Database Data Set Specification (データベース・データ・セット仕様)」パネルが表示されます。
- FM/IMS ダイアログで生成された JCL には、非 HALDB データベース・データ・セットの DD ステートメントが組み込まれます。
- 編集またはブラウズでは、FM/IMS は「Database Data Set Specification (データベース・データ・セット仕様)」パネルに指定されたデータベース・データ・セットを割り振ります。
このパラメーターはオプションです。FMN1POPI マクロ・ステートメントで指定されなかった場合、FM/IMS は FMN1POPD マクロ・ステートメントで指定された値 (このステートメントで指定されている場合) または N (その他の場合) を使用します。
ユーザーは、このパラメーターに指定された値をオーバーライドできません。
サブシステムが選択されるときに、動的割り振りモジュールに指定されたデータベース・データ・セットを必ず選択するには、URESLIB=N と URECON=N も指定する必要があります。