File Manager plug-in for Eclipse
File Manager plug-in for Eclipse を Eclipse ベース・プラットフォーム (IBM® Explorer for z/OS® または IBM® Developer for z/OS など) で使用すると、ワークステーション上のグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を介して IBM File Manager for z/OS の機能に簡単にアクセスできます。
この GUI は、z/OS® ISPF インターフェースに代わるワークステーションとなります。このインターフェースにより、既存のアプリケーション開発者とシステム・プログラマーは、従来型の「グリーン・スクリーン」インターフェースよりも生産性を向上させることができます。このインターフェースは、新しい z/OS® 開発者の学習時間を短縮する上でも役立ちます。新しい開発者が簡単に使用でき、なじみやすい z/OS® ツールへの GUI インターフェースを提供することにより、開発者が素早く上達できるようにします。
File Manager plug-in for Eclipse は、IBM File Manager for z/OS および Eclipse ベース・プラットフォームと統合されると一連のツールを提供します。このツールは、データ・セット、CICS® リソース、UNIX™ システム・サービス・ファイル、DB2® データベースと表、IBM® WebSphere® MQ キューなどの多様な z/OS® リソースに保管されているデータを操作および表示するためのものです。File Manager プラグインは、以下の使用法のシナリオをサポートします。
- ファイルマネージャーエディターを使ったデータの操作と閲覧。エディターは、下記の 3 つの異なるデータ・ビューを提供します。
- キャラクター・ディスプレイ (データのテキスト・ベースの表現)
- テンプレートを使用するフォーマット済み/表の表示
- テンプレートを使用する単一表示 (単一レコードで定義されているフィールドの表示に重点が置かれています)。
- File Managerのテンプレートの作成、変更、および更新。
- COBOL、PL/I、および HLASM コピーブックからのテンプレートの作成
- 動的なテンプレートの即時の作成 (データを記述するためのコピーブックがない場合)
- ウィザードを使ってユーティリティー機能にアクセスして
- データ・セットの割り振り、削除、および名前変更
- z/OS® データ・セット、WebSphere® メッセージ・キュー、CICS® リソース、および UNIX システム・サービス・ファイルなどのリソース内のデータのコピー、比較、および作成
- ロード・モジュールの表示
- DB2® 表に格納されているデータの操作
- DB2® 表の編集と表示
- データの作成、コピー、エクスポート、インポート、印刷などを行うためのウィザードの使用