サンプル 2 (IDISJAV2): バッチで Java を起動する Enterprise COBOL
サンプル IDI.SIDISAM1(IDISJAV2) の JCL は、Enterprise COBOL がバッチで Java を起動するときの Fault Analyzer の使用方法を示しています。これには、PDSE データ・セット・メンバー内にある Enterprise COBOL DLL を呼び出す Java が含まれています。
SNAP ダンプ呼び出しの Fault Analyzer レポートで予想されるサンプル結果を以下に示します。
- イベント・サマリーには、クラスおよびメソッド情報を含む Java イベントのみが含まれます。
- Java 仮想マシン (JVM) は変数情報を取得するメカニズムを提供しないため、個々の Java イベントにはソース・コードは含まれますが、Java 変数情報は含まれません。
- Java 情報セクションには、Java 仮想マシン (JVM) のバージョン、Java 環境変数、および JVM 初期化引数 (
initArgs
) などの情報が含まれます。
COBOL 異常終了の Fault Analyzer レポートで予想されるサンプル結果を以下に示します。
- 概要セクションには、COBOL ソース・コード情報と、関連する変数の宣言および値が表示されます。
- イベント・リストには、COBOL および Java イベントと、クラス名、メソッド名、および行番号が含まれます。
- COBOL イベントは、TEST(SOURCE) コンパイラー・オプションにより、DWARF ソース情報を使用します。