Java 障害項目の再分析
再分析レポートでは、Java™ ダンプの分析から作成された障害項目、または Java™ 異常終了のリアルタイム分析から作成された障害項目のみに、Java™ 情報が含まれています。
対話式再分析を実行するには、ヒストリー・ファイルの障害項目に対して行コマンド「I」を使用します。
障害項目の非同期 DTFJ 処理がまだ完了していない場合は、Confirm Java Fault Entry Reanalysis 画面の例の例に示すような Confirm Java™ Fault Entry Reanalysis 画面が表示されます。
┌─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐ │ Confirm Java Fault Entry Reanalysis Line 1 Col 1 76 │ │ Command ===> Scroll ===> CSR │ │ │ │ Java DTFJ processing has not yet completed for this fault entry. │ │ │ │ Press Enter to continue reanalysis with incomplete Java information, or │ │ press PF3/PF12 to cancel. │ │ │ │ *** Bottom of data. │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ └─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
Enter キーを押すと、再分析が続行されますが、Java™ 情報は不完全です。
代わりに PF3 または PF12 を押すと、再分析は取り消されます。その後に再分析を実行した時点で、非同期の Java™ DTFJ 処理が完了していることが分かると考えられるため、このプロンプトを表示せずに分析を続行します。
障害項目の非同期 DTFJ 処理が妥当な時間内に完了しなかった場合は、Confirm Java™ Fault Entry Reanalysis 画面の代わりに、メッセージ IDI0177E が表示されます。
注: DTFJ 処理が完了しない理由には、以下のいずれかが考えられます。
- MVS™ ポスト・ダンプ出口 IDIXTSEL がインストールされていない (詳細についてはMVS ポスト・ダンプ出口のインストール IDIXTSELを参照)。
- IDIS サブシステムが始動されていない (詳細についてはFault Analyzer IDIS サブシステムの使用を参照)。