サンプル 1 (IDISJAV1): バッチで Java を起動する Enterprise PL/I

サンプル IDI.SIDISAM1(IDISJAV1) の JCL は、Enterprise PL/I がバッチで Java を起動するときの Fault Analyzer の使用方法を示しています。これには、PDSE データ・セット・メンバー内にある Enterprise PL/I DLL を呼び出す Java が含まれています。

SNAP ダンプ呼び出しの Fault Analyzer レポートで予想されるサンプル結果を以下に示します。
  • イベント・サマリーには、クラスおよびメソッド情報を含む Java イベントのみが含まれます。
  • Java 仮想マシン (JVM) は変数情報を取得するメカニズムを提供しないため、個々の Java イベントにはソース・コードは含まれますが、Java 変数情報は含まれません。
PL/I 異常終了の Fault Analyzer レポートで予想されるサンプル結果を以下に示します。
  • 概要セクションには、PL/I プログラムからのソース・コード情報と、変数の宣言および値が含まれます。
  • PL/I コードは TEST(SEP) オプションを使用してコンパイルされたため、PL/I ソース・コード情報は SYSDEBUG から取得されます。
  • イベント・リストでは、PL/I イベントと Java イベントの両方が 1 つのビューに含まれています。Java では、クラス名とメソッド名は再分析中にのみ表示されます。(この情報はリアルタイム・レポートでは使用できません。)
  • Java イベントでは、ソース・コード情報と変数値の両方が表示されます。Diagnostic Tool Framework for Java (DTFJ) API で変数名を使用できない場合は、代わりに変数アドレスが報告されます。