SETFAULTPREFIX 制御ステートメント

SETFAULTPREFIX 制御ステートメントは、PDS または PDSE ヒストリー・ファイル・データ・セット名とそれに続いて新しい接頭部を指定します。

1. 構文

1 SETFAULTPREFIX ( data-set-name , prefix )

「説明」

data-set-name は、障害項目の接頭部の文字が変更されたヒストリー・ファイルです。prefix には最大 3 文字まで指定できます。接頭部文字には英字のみを使用できます。

指定されたヒストリー・ファイル内の既存のすべての障害 ID の接頭部は、指定された接頭部に変更されます。このヒストリー・ファイル内で後で作成されたすべての障害 ID は、自動的にこの接頭部を受け取ります。

注: デフォルトでは、この機能は、ヒストリー・ファイルに対して UPDATE アクセス権限を持つすべてのユーザーが使用できます。ただし、その使用は、ヒストリー・ファイル設定の変更の制限で説明されているとおりに、制限することができます。

SETFAULTPREFIX 制御ステートメントの使用法を示す例が、例 4. ヒストリー・ファイル障害接頭部文字の変更に記載されています。