IDIOPTLM 構成オプション・モジュールを使用した Fault Analyzer のカスタマイズ

Fault Analyzer のカスタマイズには、SMP/E USERMOD を介してのみ行える側面 (詳しくは、USERMOD を使用した Fault Analyzer のカスタマイズを参照) があります。その他の側面は、IDIOPTLM 構成オプション・モジュールで行えます。

IDIOPTLM 構成オプション・モジュールは、以下の構成設定を行うときに使用できます。

LEDSN
非推奨です。
CNFDSN
詳しくは、代替 parmlib データ・セットを IDICNFxx (CNFDSN) に指定を参照してください。
RFRDSN
詳しくは、デフォルト・リカバリー障害記録 IEATDUMP データ・セット名 (RFRDSN) の変更を参照してください。
CICSNOA
詳しくは、CICS XDUREQ グローバル・ユーザー出口 (CICSNOA) を使用して起動された場合の Fault Analyzer のアクションの変更を参照してください。
SSCHKDSN
詳しくは、代替セキュリティー・サーバー・テスト・データ・セット名の指定 (SSCHKDSN)を参照してください。
XDUMPDSN
詳しくは、拡張ミニダンプ・データ・セット名パターンの指定 (XDUMPDSN)を参照してください。
SDUMPDSN
詳しくは、コピーされた SDUMP データ・セット名パターンの指定 (SDUMPDSN)を参照してください。

これらの設定を指定するには、ジョブを編集して実行依頼し、IDIOPTLM 構成オプション・ロード・モジュールを作成します。サンプル・ジョブが、メンバー IDIOPTLM としてデータ・セット IDI.SIDISAM1 に提供されます。通常のオプション処理を行うときは、IDIOPTLM ロード・モジュールが読み込まれます。

構成オプション・ロード・モジュールの名前は IDIOPTLM でなければならず、IDI.SIDIAUTH または別の APF 許可ライブラリーに配置しなければなりません。また、このライブラリーを LNKLST に入れて、IDIOPTLM ロード・モジュールをすべてのジョブで検出可能にする必要があります。