代替 parmlib データ・セットを IDICNFxx (CNFDSN) に指定

SYS1.PARMLIB (または論理 parmlib 連結内のデータ・セットのいずれか) への汎用 READ アクセス権を提供しないインストールを実行可能にするため、Fault Analyzer では、CNFDSN 設定が IDIOPTLM 構成オプション・モジュールに用意されています。この設定によって、代替データ・セットを IDICNFxx 構成メンバーに指定できます。詳細については、IDIOPTLM 構成オプション・モジュールを使用した Fault Analyzer のカスタマイズを参照してください

指定されたデータ・セット名は、MVS システム・シンボルを含み、LRECL=80 および RECFM=FB で PDS(E) として割り振られる必要があります。

Fault AnalyzerIBM Application Delivery Foundation for z/OS Common Components IPVCNF00 構成メンバーを読み取る必要もあるため、IDICNFxx の代替データ・セットを指定するために IDIOPTLM を使用する必要があるインストール済み環境では、同様に IPVCNF00 の代替データ・セットを指定するために IPVOPTLM を使用する必要があります。使用しないと、ユーザーが論理 parmlib 連結への READ アクセス権限を持っていない場合に、異常終了 S913 およびメッセージ ICH408I (または、使用されているセキュリティー・サーバーによってはこれらに類似するもの) が発生するおそれがあります。IPVOPTLM 構成オプション・モジュールおよび IPVCNF00 parmlib メンバーの詳細については、「IBM Application Delivery Foundation for z/OS Common Components: Customization Guide and User Guide」を参照してください。