SETMINFAULTENTRIES 制御ステートメント

SetMinFaultEntries 制御ステートメントは、PDSE ヒストリー・ファイル・データ・セット名および最小障害項目数を設定します。

1. 構文

1  SETMINFAULTENTRIES ( data-set-name , min-number )

「説明」

このヒストリー・ファイル内の障害項目が最小数 min-number に達すると、このヒストリー・ファイルは自動的に保守されます (自動保守を実現するために割り振られたデータ・セット・エクステントの数は無関係)。ヒストリー・ファイルが自動的に維持されるようになると、障害項目の数は、現在使用可能なデータ・セット・スペースによってのみ制限されます。追加のデータ・セット・エクステントは通常は割り振られず、スペース不足状態は発生しないものと予想されます。

このオプションは、PDSE ヒストリー・ファイルに対してのみ使用できます。PDS ヒストリー・ファイルには SetMaxFaultEntries を使用してください。

AUTO で管理される PDSE ヒストリー・ファイルについて詳しくは、AUTO で管理される PDSE ヒストリー・ファイルを参照してください。

min-number25 から 2147483647 までの数である必要があります。

注: デフォルトでは、この機能は、ヒストリー・ファイルに対して UPDATE アクセス権限を持つすべてのユーザーが使用できます。ただし、その使用は、ヒストリー・ファイル設定の変更の制限で説明されているとおりに、制限することができます。

SetMinFaultEntries 制御ステートメントの使用法を示す例が、例 5. 自己保持ヒストリー・ファイルの作成に記載されています。