インポート・ユーティリティー使用時の REXX プロシージャーの提供
REXX プロシージャーを提供するには、「Import (インポート)」の
From (元)のパネルにある「Use REXX proc (REXX プロシージャーを使用)」フィールドを使用します。
/ Use REXX proc member
member 名として * (アスタリスク) を入力すると、FM/Db2 が編集パネルを表示し、そこに 1 回限りの使用のための一時プロシージャーを入力することができます。この方法は、将来の利用に備えて保存する必要のない、短い、随時のプロシージャーの場合にのみ使用します。
あるいは、ユーザーが保管した REXX プロシージャーが存在している PDS を識別する、FMNEXEC DD を割り振ることができます。メンバー名を指定する場合、File Manager は、新しい名前を編集するか、既存のメンバーと一緒に実行するかのいずれかを行います。ブランクまたは「*」以外のパターンを指定すると、FMNEXEC に割り振られた PDS のメンバー選択リストが表示されます。ISPF の下では、連結された FMNEXEC データ・セットはサポートされません。
例えば、REXX プロシージャーを 'USERID.FMNEXEC' という PDS に保管する場合には、「Use REXX proc (REXX proc の使用)」フィールドを使用する前に、このような TSO ALLOC コマンドを出す必要があります。
TSO ALLOC DD(FMNEXEC) DSN('USERID.FMNEXEC') SHR
いずれの場合にも、FM/Db2 は、ユーザーが提供した REXX プロシージャーの妥当性検査を行います。エラーが検出されると、FM/Db2 は検出されたすべてのエラーをメッセージ・ボックスに表示し、ユーザーがそれを訂正できるように、編集パネルにそのプロシージャーをオープンします。編集セッションを取り消すと、「Use REXX proc (REXX プロシージャーを使用)」フィールドが消去され、入力パネルが再表示されます。