拡張 SQL プロトタイピングの使用
このセクションでは、以下の用語が使用されます。
- 文節 (clause)
- WHERE 文節など、SELECT ステートメントの特殊部分。
- エレメント (element)
- 構文内の単一項目 (キーワード、変数、フラグメントに対する参照、または特殊文字など)。
- フラグメント (fragment)
- SELECT ステートメント構文の 1 部分。フラグメントには他のフラグメントに対する参照を含めることができます。
- instance
- 値が割り当てられた繰り返し項目。例えば、以下の GROUP BY 文節には 3 つのインスタンスが含まれています。
GROUP BY COL1 , COL2 , COL3
- キーワード (keyword)
- 示された通りのスペルであることが必要な項目。キーワード (例えば、
FROM
) は、「Advanced SELECT Prototyping (拡張選択プロトタイピング)」パネル上に表示される構文図には大文字で現れます。 - 繰り返し項目 (repeatable item)
- 構文の中で繰り返すことができる項目。繰り返し項目は、繰り返し矢印によって示されますが、そこに繰り返し区切り文字が含まれていることもあります。例:
- 可変
- 値を入力する必要がある要素。
「Advanced SELECT prototyping (拡張 SELECT プロトタイピング)」により、仕様パネルの再帰的セットを使用して、複雑な SELECT ステートメントを開発することができます。
それぞれのパネルには、SELECT ステートメント構文のフラグメントが構文図の形式で表示されます (これは解説書マニュアルの場合と同じ方法です)。SELECT ステートメントは、構文の使用するオプションのフラグメントを選択し、必要でないフラグメントは廃棄し、また、必要な場合は項目を入力することによって作成します。パネルは、構文全体を進め、その構文の必須のフラグメントをすべて確実に組み込むためのガイドとなります。それぞれのパネルには、SELECT ステートメントの作成を進めるにつれ、部分的に構成済みの SELECT ステートメントが示されます。
SELECT ステートメントの作成を進める場合は、ステートメントの任意の部分に戻って、以下のことができます。
- 値を変更します。
- 構文フラグメントを追加します。
- 構文フラグメントを除去します。
注:
- 画面に 24 行ある場合に、作成中の SQL ステートメントを表示するには、
PFSHOW OFF
と入力して、表示から機能キー行を除去する必要があります。 - 生成される SQL ステートメントによっていくつかの行が拡張される場合は、それぞれForward function key (F8) と Backward function key (F7) を使用して前方または後方にスクロールします。
「Advanced SELECT Prototyping (拡張 SELECT プロトタイピング)」パネルを表示するには、「SQL Prototyping, Execution and Analysis (SQL プロトタイピング、実行と分析)」パネルでオプション 2 (「Advanced (拡張)」) を選択します。
「Advanced SELECT Prototyping (拡張 SELECT プロトタイピング)」の使用時には、以下の基本コマンドが使用できます。
- CANCEL
- DESELECT
- EXECUTE
- INSRPT
- NEXTRPT
- PREVRPT
- SQL
関連するタスク
- 例 2 (SQL ステートメントの変更)
- 例 3 (SQL ステートメントへの追加)
- 例 4 (SQL ステートメントのパーツの除去)
- SELECT ステップをプロトタイピングを使用して作成した後の実行
関連した参照