エクスポートのバッチ実行
Db2® の大きい表をエクスポートする場合には、エクスポートをバッチ・ジョブで実行することができます。
「Export Options (1 of 3) (エクスポート・オプション (3 の 1))」パネルの「Batch execution (バッチ実行)」オプションを選択すると、エクスポート機能をバッチ・ジョブで実行するのに必要な JCL がエクスポート・ユーティリティーによって作成されます。生成された JCL は ISPF エディターで表示されるので、その JCL を検討して、ジョブのバッチ処理を実行依頼できます。「Batch, using Db2® utility (バッチ、Db2 ユーティリティーの使用)」オプションを選択すると、JCL が Db2® UNLOAD ユーティリティーに設定され、検討のために実行依頼の前に表示されます。
入力データのレコード構造を説明したテンプレートを含むデータ・セットを 1 つ以上持っている場合、 データ・セットの詳細 (または TSO ALLOC ステートメント) を生成した JCL にキーワード TINPUT または TCIN を使用して指定できます。
同様に、出力データのレコード構造を説明したテンプレートを含むデータ・セットを 1 つ以上持っている場合、 データ・セットの詳細 (または TSO ALLOC ステートメント) を生成した JCL にキーワード TOUTPUT または TCOUT を使用して指定できます。
エクスポート・データ・セットが存在しない場合には、それを作成するようにプロンプトが出されます。ただし、「Batch data set creation (バッチ・データ・セット作成)」オプションを選択することによって、エクスポート・データ・セットの作成をバッチ・ジョブの実行時まで据え置くことができます。このオプションを選択した場合、FM/Db2 は、バッチ・ジョブ用の JCL の中に、新しい順次エクスポート・データ・セットを作成します。
関連した参照