File Manager 編集モデルの使用

このトピックでは、編集モデルを使用して、File Manager 関数にアクセスするためのバッチ JCL を作成する方法について説明します。

File Manager 編集モデルにアクセスできるようにするために、サイトの ISPF 環境を構成する必要があります。File Manager for z/OS Customization GuideISPF 編集での File Manager 編集モデルの実装 を参照してください。

編集モデル

ISPF 編集モデルは、ステートメントの既定のセットです。これらのステートメントを、編集するメンバーに組み込んだ後、必要に応じて変更できます。File Manager には、ISPF に付属する編集モデルとともに、File Manager Base関数、FM/Db2 関数、FM/IMS 関数、および REXX 外部関数の編集モデルも含まれます。

編集モデルには次の 2 つの部分があります。
データ行
これらは、編集するデータに配置する実際の行です。File Manager ISPF モデルでは、データ行によって、関数のパラメーターの形式が示されます。
注釈
注記では、関数のパラメーターに関するチュートリアル情報が提供されます。これらは、要件に合うようにデータ行を更新する方法について説明しています。
MODEL コマンドを入力するとき、編集するメンバーのデータ・タイプ (JCL または EXEC) に応じた File Manager 関数を選択できます。

編集モデルの使用

JCL または EXEC タイプのデータ・セットのメンバーを編集し、MODEL コマンドを発行すると、該当する File Manager 関数または REXX 外部関数のリストが表示されます。

JCL
File Manager Models」パネルに、使用可能な編集モデルがカテゴリー別にリストされます。

RF を入力することで、REXX 外部関数の使用可能な編集モデルをリストする別パネルを表示できます。

EXEC
REXX Models」パネルが表示されます。

FF を入力して、REXX 外部関数の使用可能な編集モデルをリストする、「File Manager Rexx Function Models」パネルを表示します。

関数名を入力すると、その編集モデルから編集セッションにステートメントを挿入できます。例えば、DSEB と入力すると、バッチ編集モデルが挿入されます。A (after (後)) または B (before (前)) 行コマンドを使用すると、特定の位置にステートメントを挿入できます。

RESET コマンドを発行すると、注記行を完全に削除し、データ行のみ残すことができます。