File Manager 印刷出力の宛先
バッチ・ジョブで作成される File Manager 印刷出力は、いずれもデフォルトで SYSPRINT へ送信されます。
出力の一部は、以下のddnamesに代わりに指示することができます。
- FMNROPT
- File Manager アクティブなオプション
- FMNRPRM
- $$FILEM コマンド・パラメーターおよび戻りコード
- FMNRPRC
- SYSIN から読み取られた REXX プロシージャー・ステートメント
- FMNREPT
- コマンド・レポートおよび戻りコード
- FMNRSUM
- TALLY サマリーレポート
JCL に FMNPRINT が存在する場合には、SYSPRINT の代わりに使用されます。
REXX プロシージャーでは、File Manager 印刷出力の宛先は、SET 関数の PRINTOUT パラメーターの値によって異なります。
- SYSPRINT
- 出力は、現行の SYSPRINT 割り振りに送信されます。
- SYSOUT=c
- 出力は、SET 関数の PRINTDSN パラメーターによって指定されたデータ・セットの中に累積されます。
印刷出力をオンラインでブラウズするには、「Print Browse (印刷ブラウズ)」(オプション 3.9) を使用します。このオプションは、PRINTDSN パラメーターによって指定されたデータ・セットをブラウズするためのショートカットです。「Print Browse (印刷ブラウズ)」パネルに他の File Manager パネルから直接進むには、コマンド行に「
PB
」と入力します。「Print Browse (印刷ブラウズ)」パネルの使用法については、File Manager から印刷を参照してください。 - TERMINAL
- 出力は、端末に送信されます。
- REXX
- 出力は、REXX ステム変数に書き込まれます。出力の各行が FILEM.nnn という名前の変数に対応します。FILEM.0 には行数が入っています。
最初の印刷操作の後では、出力行は変数 FILEM.1 から FILEM.n に書き込まれて、FILEM.0 は値 n を持ちます。次の印刷操作は、FILEM.n+1 から始まります。