IBM Z データ・ソースにアクセスする方式

File Manager サービス・プロバイダーでは、データにアクセスする方式として汎用固有の 2 つの方式がサポートされています。

汎用方式では、File Manager によって提供されるサービス・アーカイブ (SAR ファイル) を使用します。定められた応答形式へのファイル・データの汎用マッピングを提供するため、すべてのデータ・ソースに対して形式は 1 つです。例:

"records" :
[
    {
        "fields" : 
        [
            {
                "field" : "CUSTOMER-NO",
                "value" : 7688
            },
            {
                "field" : "CUSTOMER-NAME",
                "value" : "MR JOHN DOE"
            }, …
        ]
    }, …
]

汎用マッピングを使用する場合、利用者は SAR ファイルを作成する必要がありません。

一方、データ・ソースに固有の応答マッピングを必要とする利用者は、提供された File Manager ビルド・ツールキット・プラグインを使用して独自の SAR ファイルを作成できます。ビルド・ツールキット・プラグインによって作成された SAR ファイルを使用して作成された API は、指定された File Manager テンプレートまたはコピーブックに従ってデータ応答をマップします。例:

"records" :
[
    {
        "CUSTOMER-NO" : 7688,
        "CUSTOMER-NAME" : "MR JOHN DOE",
        …
    }, …
]

固有マッピングを使用する場合、利用者は File Manager z/OS Connect ビルド・ツールキット・プラグインを使用して独自の SAR ファイルを作成および管理する必要があります。