ISPF データ・セットの割り振り

ISPF 環境の変更に記載された Fault Analyzer の基本機能に必要なものに加え、以下の ISPF DDname およびデータ・セットを割り振る必要があります。
DDname
データ・セット名
IDIIPJPN
IDI.SIDIPJPN
IDIIMJPN
IDI.SIDIMJPN
IDIISJPN
IDI.SIDISJPN
IDIITJPN
IDI.SIDITJPN

通常、ISPF アプリケーションのデータ・セットは、TSO ログオン・プロシージャー、または ISPF を呼び出す前に実行されたプログラムまたは EXEC のいずれかに割り振られるか、もしくは ISPF LIBDEF サービスを使用するアプリケーションの呼び出し前に動的に (例えば EXEC で) 割り振られます。

Fault Analyzer が Language(JPN) オプションを使用して呼び出される場合、Fault Analyzer は ISPF LIBDEF サービスを使用して IDIIPJPNIDIIMJPNIDIISJPN、および IDIITJPN DDname に割り振られたデータ・セットを ISPPLIB、ISPMLIB、ISPSLIB、および ISPTLIB DDname に割り振られたデータ・セットの前に論理的に配置します。LIBDEF サービスのスタッキング・フィーチャーは、Fault Analyzer を呼び出す前に LIBDEF を使用して定義されたデータ・セットが、出口にリストアされていることを確認するために使用されます。

ISPPLIB、ISPMLIB、ISPSLIB、または ISPTLIB のいずれかの LIBDEF が Fault Analyzer の起動時に既にアクティブだった場合は、既存の LIBDEF データ・セットが、IDIIPJPNIDIIMJPNIDIISJPN、および IDIITJPN データ・セットの後に続いて、新規 LIBDEF に組み込まれます。DATASET オプションを使用して LIBDEF に指定できるデータ・セットの最大数は 15 に制限されるため、LIBDEF を使用して既に 14 個を超えるデータ・セットが指定されている場合、超過分は使用可能になりません。(この演算では、通常の場合のように、IDIIPJPNIDIIMJPNIDIISJPN、および IDIITJPN の DDname に対して 1 つのデータ・セットのみが指定されることを前提としています。)このため、Fault Analyzer の起動時に LIBDEF を使用して指定される Fault Analyzer 基本機能の ISPF データ・セットも、Fault Analyzer によって設定される LIBDEF に組み込まれるデータ・セットの中に含める必要があります。そうしないと、未翻訳メンバーが検出されないことが原因で、ISPF が失敗する恐れがあります。