Fault Analyzer DB2 パフォーマンスの向上
以下の情報は DB2® V10 より前の DB2® バージョンに関する情報です。DB2® V10 以降の場合、この情報は無視できます。
DB2® SYSIBM.SYSDBRM カタログ表に定義された索引がありません。Fault Analyzer は、DB2® 障害の分析を実行するたびに、SYSIBM.SYSDBRM カタログ表にアクセスします。SYSIBM.SYSDBRM へのアクセス時にパフォーマンスが低下することを回避 するには、SYSIBM.SYSDBRM カタログ表にユーザー定義の索引を作成します。非固有索引によって、次の列が (順序どおりに) 指定されます。
PLNAME
NAME
次のサンプル DDL を使用して、索引を定義できます。
CREATE TYPE 2 INDEX nnnnnn.DBRMX ❶
ON SYSIBM.SYSDBRM
(
PLNAME ASC,
NAME ASC
)
USING STOGROUP mmmmmm ❶
PRIQTY pp ❷
SECQTY ss ❷
CLOSE NO;
注::
- ❶
- 索引名 (nnnnnn) とストレージ・グループ名 (mmmmmm) を変更して、要件に適合するようにします。例えば、索引名 SYSIBM とストレージ・グループ STOGROUP を使用します。
- ❷
- 1 次 (pp) と 2 次 (ss) の数量を変更して、要件に適合するようにします。例えば、1 次と 2 次の両方の数量に 250 を使用します。
サンプル・ジョブ IDISDB2X が IDI.SIDISAM1 内に配布されており、次の操作に役立ちます。