メッセージおよび異常終了コード説明リポジトリーのセットアップ

Fault Analyzer のメッセージおよび異常終了コードの説明を使用可能にするには、VSAM クラスターが定義されて、初期化されている必要があります。この定義と初期化を行うには、IDI.SIDISAM1 データ・セット内のサンプル・ジョブ IDISVENU を実行依頼します。IDISVENU のデフォルト名以外の名前を使用する場合は、使用する名前を含む IDIVSENU サブオプションを指定して、DataSets オプションを指定する必要があります。詳しくは、Detailを参照してください。

z/OS®Fault Analyzer の両方で異なるバージョンを実行しているインストール済み環境では、&SYSR1 置換シンボルを使用して IDISVENU データ・セットを指定することを検討してください。例:
DataSets(IDIVSENU(IDI.IDIVSENU.&SYSR1.))

次に、これらの VSAM データ・セットを、対応する SYSRES ボリューム上に SYSRES VOLSER を指定して割り振ります。こうすると、IDIVSENUIDICNF00 parmlib メンバー DataSets 指定は、どの SYSRES ボリュームから IPL が実行される場合でも常に正しくなります。

必ず、すべてのユーザーが、デフォルトで IDIDOC および IDIVSENU となるデータ・セット、またはこれらで指定されたデータ・セットへの READ アクセス権を持つようにしてください。また、このファイルは、IDIS サブシステムによって修正や新しい説明で自動的に更新されることがあるため、IDISVENU VSAM KSDS データ・セットに対する UPDATE アクセス権限を IDIS サブシステムに付与する必要があります。

Fault Analyzer の日本語フィーチャーについては、IDI.SIDIXJPN データ・セット内のサンプル・ジョブ IDISVJPN を使用して追加のリポジトリーをセットアップする必要があります。 IDI.IDIVSJPN のデフォルト名以外の名前を使用する場合は、DataSets オプションの IDIVSJPN サブオプションを使用して、使用する名前を指定する必要があります。詳しくは、Detailを参照してください。

必ず、すべてのユーザーが、デフォルトで IDIVSJPN DDname となるデータ・セット、または IDIVSJPN DDname で指定されたデータ・セットへの READ アクセス権を持つようにしてください。また、このファイルは、IDIS サブシステムによって修正や新しい説明で自動的に更新されることがあるため、IDIVSJPN VSAM KSDS データ・セットに対する UPDATE アクセス権限を IDIS サブシステムに付与する必要があります。

Fault Analyzer の韓国語フィーチャーについては、IDI.SIDIXKOR データ・セット内のサンプル・ジョブ IDISVKOR を使用して追加のリポジトリーをセットアップする必要があります。 IDI.IDIVSKOR のデフォルト名以外の名前を使用する場合は、DataSets オプションの IDIVSKOR サブオプションを使用して、使用する名前を指定する必要があります。詳しくは、Detailを参照してください。

必ず、すべてのユーザーが、デフォルトで IDIVSKOR DDname となるデータ・セット、または IDIVSKOR DDname で指定されたデータ・セットへの READ アクセス権を持つようにしてください。また、このファイルは、IDIS サブシステムによって修正や新しい説明で自動的に更新されることがあるため、 IDIVSKOR VSAM KSDS データ・セットに対する UPDATE アクセス権限を IDIS サブシステムに付与する必要があります。