V8.1 から V9.1 へのマイグレーション

このセクションでは、Fault Analyzer をバージョン 8.1 からマイグレーションする場合に認識しておく必要がある、バージョン 9.1 での変更点に関する情報を説明します。
  • 分析制御ユーザー出口が、リアルタイム・モードだけでなく再分析モードでも呼び出されるようになりました。

    既存の分析制御ユーザー出口を検討して、確実に再分析モードでも適切に使用できるようにしてください。リアルタイムでない場合、ヒストリー・ファイルの割り当ては無視されます。

  • 以下のフィールドは、EPC ユーザー出口データ域から除去されました。
    • EPC.DUPLICATE_COUNT (ENV.DUPLICATE_COUNT によって置換)
    • EPC.POF_CSECT_NAME (ENV.POF_CSECT_NAME によって置換)
    • EPC.POF_CSECT_OFFSET (ENV.POF_CSECT_OFFSET によって置換)
    • EPC.POF_MODULE_LKED_DATE (ENV.POF_MODULE_LKED_DATE によって置換)
    • EPC.POF_MODULE_LKED_TIME (ENV.POF_MODULE_LKED_TIME によって置換)
    • EPC.POF_MODULE_NAME (ENV.POF_MODULE_NAME によって置換)
  • ENV.LOCK_FLAG フィールド・サイズが 1 文字でなく 2 文字になり、障害項目の有効期限の制御をサポートするようになりました。詳しくは、障害項目の有効期限の制御を参照してください。ロード・モジュール・ユーザー出口のユーザーは、フィールド・オフセットが変更されたことに注意してください。
  • ENV.VERSION の現行値が 0004 に変更されました。
  • ロード・モジュール・ユーザー出口のユーザーは、ENV データ域の合計サイズが増えたことに注意してください。
  • WDZClient オプションが RDZClient に名前変更されました。ただし、互換性のために WDZClient オプションも引き続きサポートされています。