パフォーマンス上のヒント

抽出プログラムのパフォーマンスを改善するには、Db2® カタログへの以下の索引の追加を検討してください。

SYSDBAUTH の場合
(database(,grantor,grantee))
SYSCHECKS の場合
(tbowner,tbname)
SYSRELS の場合
(creator,tbname,relname)
SYSRESAUTH の場合
(qualifier,name(,grantor,grantee,obtype))
SYSTABAUTH の場合
(tcreator,ttname(,grantor,grantee,granteetype))
SYSCOLAUTH の場合
(creator,tname(,dategranted,timegranted))

オブジェクトの要求が非常に少ない場合でも、バッチでの操作モードを推奨します。これは、設計処理が標準の Db2® カタログ索引に基づいているためであり、処理の一部ではカタログ表が直接参照されないでスキャンされることを意味しています。

考慮事項

リバース・エンジニアリングには、以下の考慮事項が適用されます。
  • FM/Db2 は VCAT 定義の表スペースおよび索引の IDCAMS DEFINE CLUSTER ステートメントを抽出しません。
  • DSETPASS (password) で定義された表スペースおよび索引に対して生成された SQL には、次のような SPUFI コメント行が入ります。
        --     DSETPASS XXXXXXXX
    FM/Db2 は、カタログのデータ・セット・パスワードを表示しません。FM/Db2 はコメント行を生成して警告を出します。
  • 実際に割り振られるか、または実際に使用されるスペース割り振りを生成する機能は、Db2® カタログの情報によって異なります。表スペースまたは索引スペースの実際のデータ・セット・サイズは検索されません。これらのオプションは、 選択したオブジェクトに対して STOSPACE および RUNSTATS を最近実行している場合のみ使用できます。