オブジェクト・リストの表示または印刷

オブジェクトのリストを表示または印刷するには、次のようにしてください。

リストするオブジェクトを識別するオブジェクト識別基準を指定します。

Location (位置)

リストするオブジェクトの位置。
リストするオブジェクトが現在場所にある場合には、このフィールドはブランクのままにしてください。そうでない場合には、リモート位置の絶対パス名、使用可能なすべてのリモート位置を表示するためのアスタリスク (*)、あるいはワイルドカード文字を使用したパターンを入力してください。アスタリスクを単独またはパターンで指定すると、FM/Db2 はその入力仕様と一致した位置を示す選択リストを表示します。
希望する位置を選択するには、必要な項目に対して「S」を入力して Enter キーを押します。

Owner (所有者)

Db2® オブジェクトを作成した担当者の名前。
所有者に関係なくオブジェクトを選択するには、このフィールドをブランクのままにしてください。そうでない場合には、オブジェクトのリストを所有者によって制限するために、所有者のフルネーム、またはワイルドカード文字を使用したパターンを入力してください。この入力フィールドがブランク以外の場合には、FM/Db2 はリストされるオブジェクトをユーザーが指定した所有者選択基準と一致するオブジェクトだけに制限します。

Name (名前)

Db2® オブジェクトの名前。
名前に関係なくオブジェクトを選択するには、このフィールドをブランクのままにしてください。そうでない場合には、オブジェクトのリストを名前によって制限するために、オブジェクトの絶対パス名、またはワイルドカード文字を使用したパターンを入力してください。この入力フィールドがブランク以外の場合には、FM/Db2 はリストされるオブジェクトをユーザーが指定した名前選択基準と一致するオブジェクトだけに制限します。

Database/collection/schema (データベース/コレクション/スキーマ)

データベース、コレクション、またはスキーマの名前。名前は、絶対パス名またはパターンとすることができます。この名前は、オブジェクトのリストを、指定されたデータベース、コレクション、またはスキーマに入っているオブジェクトのみに制限するために使用します。パターンを指定すると、名前がパターンの指定と一致するデータベース、コレクション、またはスキーマに入っているオブジェクトが、オブジェクトのリストに含められます。
FM/Db2 がこのフィールドを使用する方法は、以下にリストされているオブジェクトのタイプによって異なり、そのタイプは「Object Type (オブジェクト・タイプ)」を使用して指定します (ステップ 3 を参照)。

オブジェクト・タイプ

フィールドの使用

Database (データベース)

許可しない

Table space (表スペース)

データベース名として使用されます

Table, view, or alias (表、ビュー、または別名)

データベース名として使用されます

Index (索引)

データベース名として使用されます

Column (列)

データベース名として使用されます

Synonym (同義語)

データベース名として使用されます

Plan (計画)

許可しない

Package (パッケージ)

コレクション名として使用されます

Collection (コレクション)

許可しない

DBRM

許可しない

Schema (スキーマ)

スキーマ名として使用されます

Distinct type (特殊タイプ)

スキーマ名として使用されます

関数

スキーマ名として使用されます

Stored procedure (ストアード・プロシージャー)

スキーマ名として使用されます

Trigger (トリガー)

スキーマ名として使用されます
該当する Db2® システム・カタログ表の列を指定する単純 SQL SELECT where clause (where 節) をコーディングすることによって、リストされるオブジェクトをさらに制限するための追加の選択基準を指定します。

Column (列)

関係する Db2® システム・カタログ表の列の名前。該当する Db2® システム・カタログ表の列をリストするには、アスタリスク (*) を入力します。

Operator (演算子)

有効な SQL 演算子。

Value (値)

列の内容と比較する値。

SQL ステートメントについて詳しくは、DB2 for z/OS SQL Reference を参照してください。
例えば、列のリストをデータ・タイプが DATE の列だけに制限するには、以下の値を指定します。
```
 Additional Selection Criteria:
    Column  . . . . . . . . COLTYPE____________ Enter * to list catalog columns
    Operator  . . . . . . . =_________
    Value . . . . . . . . . 'DATE'_____________________________________________
                            ___________________________________________________
```
リストするオブジェクトのタイプと、リストされたオブジェクトの処理に適用されるその他のオプションを指定します。

Object Type (オブジェクト・タイプ)

リストする Db2® オブジェクトのタイプを指定します。それぞれのオブジェクト・タイプの数字標識が「Object List Utility (オブジェクト・リスト・ユーティリティー)」パネルに表示されます。この入力フィールドは必須ですが、デフォルトは 3 (Table/view/alias (表/ビュー/別名)) になります。

Confirm Db2® object drop (オブジェクト除去の確認)

オブジェクトに対して DR(op) コマンドを入力するたびに、FM/Db2 に確認パネルを表示させるかどうかを指示します。

/

オブジェクトに対して DROP コマンドを入力すると、確認パネルが表示されます。これはデフォルト設定です。

(空白)

オブジェクトに対して DROP コマンドを入力すると、確認パネルが表示されないでコマンドが実行されます。
オブジェクトのリストを表示または印刷するかどうかを指定します。
- オブジェクトのリストを表示するには、コマンド行をブランクのままにします。
- オブジェクトのリストを印刷するには、コマンド行に「P」を入力します。
Enter キーを押します。
FM/Db2 は、指定したオブジェクト・タイプのオブジェクト・リスト・パネルを表示または印刷します。