表示形式
どの表示形式がニーズに最も合っているかを判断するには、以下の表示形式の説明を検討してください。
- CHAR
- 文字表示形式。この形式は、キーボードを使用して入力可能な文字から構成されている、構造化されていないテキストを表示または編集するのに適しています。
FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E CHKPID FM000001 Autosave OFF SHOW SUP ON Scope DB Col 1 Format CHAR Cmd Level Segment ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5--- **** Top of window **** ___ 1 SHIRE DENMARK 130500244.h.....g/.............. - HEX
-
16 進数が上下に表示され、その後に目盛りが続く形式。この形式では、それぞれのバイトの文字用、ゾーン用、および数字用に別々の行を使用します。16 進上下形式は、キーボードで入力できないか表示できない文字や値から構成されているデータを編集するのに適しています。例えば、DBCS 文字やパック 10 進数を編集するときに HEX 表示形式が必要となる場合があります。
FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E CHKPID FM000001 Autosave OFF SHOW SUP ON Scope DB Col 1 Format HEX Cmd Level Segment ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5--- **** Top of window **** ___ 1 SHIRE DENMARK 130500244.h.....g/.............. CCDDCDD4444444444444FFFFFFFFF180003386002323232323234 45541920000000000000130500244880666171C0043243C001C10 ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5--- - LHEX
- 不定形式の 16 進数。この形式は、HEX 形式に置き換えられました。ただし、File Manager を長年使用しているユーザーが馴染みのあるレイアウトで 16 進文字で作業し続けられるように、この製品では保存され、使用できるようになっています。
FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E CHKPID FM000001 Autosave OFF SHOW SUP ON Scope DB Col 1 Format LHEX Cmd Level Segment - - - - + - - - - 1 - - - - + - - - - 2 - - - - + - - - - **** Top of window **** ___ 1 SHIRE C4C5D5D4C1D9D240404040404040404040404040F1F3F0F5F0F0F2F4F4ZOOM モードでは、選択されたセグメントが 定様式の 16 進数および文字 (システム・ダンプ形式) として表示されます。例:
FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E Col 1 Zoom Format LHEX Segment SHIRE Bobby Level: 1 Concatenated key value: DENMARK Length Byte ---------------- Hex ----------------- ------ Char ------ 53 0000 C4C5D5D4 C1D9D240 40404040 40404040 *DENMARK * 0010 40404040 F1F3F0F5 F0F0F2F4 F4188800 * 130500244.h.* 0020 06063631 87610C00 20342332 24332C30 *....g/..........* 0030 20312C31 40 *.... * - SNGL
- 単一セグメント形式 (テンプレートを使用する場合にのみ 使用可能)。単一セグメントにのみ表示を制限します。表示対象として選択されるフィールド情報と、フィールド名の長さによっては、各フィールドが 1 行以上になる場合があります。SNGL 表示形式は、単一セグメントにフォーカスする必要がある場合に、 フィールドまたはセグメントに構造化された情報を表示するのに適しています。
FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E Zoom Format SNGL Segment SHIRE Level: 1 Concatenated key value: DENMARK Top Field is 3 of 11 Current 01: SHIRE-TOWN Ref Field Typ Len Data 3 3 SHIRE-NAME AN 20 K DENMARK 4 2 SHIRE-TYPE AN 1 1 5 2 SHIRE-CODE1 ZD 3 305 6 2 SHIRE-CODE2 ZD 5 244 7 2 SHIRE-YEAR BI 2 6280 8 2 SHIRE-BRICK PD 8 606363187610 9 2 SHIRE-WOODEN PD 8 2034233224332 10 2 SHIRE-SCHOOL PD 4 3020312 11 2 SHIRE-GOLF BI 2 12608 *** End of record ***この例では、Ref (フィールド参照)、Typ (タイプ)、および Len (長さ) の各列を 示しており、Field (フィールド) 列には構造情報が含まれています。この情報の表示はオプションです (デフォルトでは、情報が表示されます)。
SNGL モードで表示される情報を変更するには、以下のコマンドの 1 つを入力します。
- JUST
- 数値フィールドを左寄せします。
- PIC
- ピクチャー列を表示または非表示にします。
- RDF
- 再定義情報および 再定義フィールドを表示または非表示にします。
- REFS
- フィールド参照列を表示または非表示にします。
- SLOC
- 開始列を表示または非表示にします。
- STR
- フィールド列の構造情報を表示または非表示にします。
- TYP
- タイプ列および長さ列を表示または非表示にします。
これらのコマンドは、現在のパネルの状態に応じて表示形式をオンからオフまたはオフからオンに変更する切り替えコマンドです。コマンドは 現行の編集セッションまたはブラウズ・セッションにのみ影響し、 デフォルト設定は変更されません。
「IMS Data (IMS データ)」パネルのデフォルト設定を変更するには、以下のようにします。
- 現在、ブラウズまたは編集セッションではないことを確認します。
- 「Primary Option (基本オプション)」メニューから、オプション 0.5「Editor options (エディター・オプション)」を選択します。または、アクション・バーから「Options (オプション)」->「Editor options (エディター・オプション)」を選択します。
- 「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで以下のオプションを選択またはクリアします。
- Show redefined fields on SNGL and TABL displays (再定義フィールドを SNGL 画面および TABL 画面に表示)
- Show field reference numbers on SNGL displays (フィールド参照番号を SNGL 画面に表示)
- Show field type & length on SNGL displays (フィールド・タイプおよび長さを SNGL 画面に表示)
- Show field picture clauses on SNGL displays (フィールド・ピクチャー文節を SNGL 画面に表示)
- Show field start locations on SNGL displays (フィールド開始位置を SNGL 画面に表示)
- Show record structure on SNGL displays (レコード構造を SNGL 画面に表示)
- Left justify numerics on SNGL displays (左寄せ数値を SNGL 画面に表示)
- Show field CCSID on SNGL display (フィールド CCSID を SNGL 画面に表示)
注: これらのオプションは、ブラウズまたは編集セッションにいるときには変更できません。 - TABL
- 表形式 (ビューを使用する場合にのみ使用可能)。次のように、フィールドは、列に整列されます。この形式は、 フィールドまたはセグメントに構造化された情報を表示し、複数のセグメントを検討する必要がある場合に適しています。
FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E CHKPID FM000001 Autosave OFF SHOW SUP ON Scope DB Format TABL SHIRE-NAME SHIRE-TYPE SHIRE-CODE1 SHIRE-CODE2 Cmd Level Segment #3 #4 #5 #6 AN 1:20 AN 21:1 ZD 22:3 ZD 25:5 <---+----1----+----> - <--> <---+> ___ 1 SHIRE DENMARK 1 305 244TABL 表示形式の場合、一度に表示されるのは、データ・セット中の 1 つのセグメント・タイプだけです。画面の最上部の列見出しは、 現在のセグメント・タイプのフィールドを反映しています。見出しには、以下の 3 つの行があります。field_heading #n [R #n] type start_column:length <- … ->各部の意味は以下のとおりです。
- field_heading
- デフォルトでは、コピーブックで定義されているフィールド名になります。これは、テンプレート またはビューを編集することによって変更できます。詳しくは、フィールド属性の設定を参照してください。
- #n [R #n]
- フィールド参照。これは、File Manager 内でフィールドを参照するために使用します。例えば、FIND 基本コマンドをあるフィールドだけの検索に制限するには、それらのフィールドにフィールド参照を指定します。
フィールドが別のフィールドを再定義する場合には、再定義されるフィールドの前に「R」を表記することによってそのことが示されます。例えば、
#5 [R #4]は、これがフィールド 5 であり、フィールド 4 を再定義するものであることを示しています。 - タイプ
- フィールドのデータ・タイプ。
- start_column
- フィールドの開始桁。
- length
- フィールド長。
- <- … ->
- フィールドのサイズを表す罫線。
- CCSID
- CCSID 列を表示または非表示にします。
その他のタイプのセグメントは表示から「抑制」され、非表示になるか、シャドー行で表されます。
CHAR、HEX、および LHEX 形式で、SNGL または TABL 形式の英数字フィールドの場合は、表示できない文字 (「非表示」文字) はピリオドとして表現されます。
- 定様式フィールド・データの 16 進値は、コマンド行に「
HEX ON」を入力することによって表示できます。例えば、TABL 表示形式でデータを表示しているとき、表示が次のようである場合、
コマンド HEX ON を出すと、次のような 16 進数表記が表示されます。FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E CHKPID FM000001 Autosave OFF SHOW SUP ON Scope DB Format TABL SHIRE-NAME SHIRE-TYPE SHIRE-CODE1 SHIRE-CODE2 Cmd Level Segment #3 #4 #5 #6 AN 1:20 AN 21:1 ZD 22:3 ZD 25:5 <---+----1----+----> - <--> <---+> ___ 1 SHIRE DENMARK 1 305 244FM/IMS Edit : IMS Database DJ1E CHKPID FM000001 Autosave OFF SHOW SUP ON Scope DB Format TABL SHIRE-NAME SHIRE-TYPE SHIRE-CODE1 SHIRE-CODE2 Cmd Level Segment #3 #4 #5 #6 AN 1:20 AN 21:1 ZD 22:3 ZD 25:5 <---+----1----+----> - <--> <---+> ___ 1 SHIRE DENMARK 1 305 244 CCDDCDD4444444444444 F FFF FFFFF 45541920000000000000 1 305 00244 - 数値フィールドに、数値として正しく解釈できないデータが入っている (例えば、 パック 10 進数フィールドに無効なパック値が入っている) 場合は、 このフィールドは、強調表示されたアスタリスクとして表示されます。
- 数値フィールドには有効な数値が入っているが、値が画面上のフィールド (オリジナル・コピーブックのピクチャー仕様に定義されているとおり) に割り振られている幅に収めるには大きすぎる場合は、その値は切り捨てられます。切り捨てが行われたことを示すために、このフィールドは強調表示されます。
切り捨てなしにフィールド全体を表示するには、テンプレートを編集し、フィールドの出力幅を指定する必要があります。
- フィールドが配列エレメントである場合は、そのフィールド見出しの後には 括弧で囲まれた添え字が続きます (例えば、ELEMENT(1))。
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