キー・ファイルの作成

印刷するデータベース・レコードを制御する方法の 1 つに、キー・ファイルを使用して必要なデータベース・レコードのルート・キー値を指定する方法があります。キー・ファイルを作成する方法の 1 つについて、以下で説明します。

  1. 「Browse」機能 (オプション 1) を使用して、データを印刷するデータベースのルート・セグメントを参照します。

    「Browse」機能でルート・セグメントのみを表示するには、「Browse Entry」パネルの「View usage」で「New」を選択し、「Database Positioning」パネルで従属セグメントをすべて選択解除します。

  2. 「IMS data」パネルで、印刷したい最初のデータベース・レコードのルート・セグメントまでスクロールし、XKEY コマンドを発行します。FM/IMS によって、次の名前の順次キー・ファイルが作成されます。
    temphlq.XKEY.Dyymmdd.Thhmmss.dbname

    各部の意味は以下のとおりです。

    • temphlq は、「Set Temporary Data Set Allocation Options」パネルで指定された高位修飾子です (オプション 0.7)。
    • yymmdd はデータ・セットが作成された日付です。
    • hhmmss はデータ・セットが作成された時刻です。
    • dbname は参照しているデータベースの名前です。
    このファイルには、スクロール先のルート・セグメントのキー値と、データベース内のそのルート・セグメントの後にあるすべてのルート・セグメントのキー値が含まれています。
  3. キー・ファイルを編集して、印刷したくないデータベース・レコードのルート・キー値をすべて削除します。