行の除外

データを表示または編集しているときは、表示するデータの中の特定の行を 除外 できます。この行は除外行と呼ばれて、画面には表示されません。残りの行 (画面に表示される行) は非除外行と呼ばれます。

特定の行を除外して、CHANGE、DELETE、および FIND 基本コマンドの範囲を制限することを選択できます。これらのコマンドの 1 つを、除外行および非除外行を含むデータを指定して使用する ことで、そのコマンドが以下の行に影響を与えるかどうかを指定することができます。
  • 非除外行のみ
  • 除外行のみ、または
  • すべての行
表示している表の中の特定の行を除外するには、以下を使用することができます。
  • EXCLUDE 基本コマンド。例えば、次のコマンドは、列番号 3 に SMITH というストリングが入っているすべての行を除外します。
    EXCLUDE ALL SMITH #3
    以下のコマンドは、列番号 20 または列番号 30 のいずれかに XXX というストリングが入っている次の行を除外します。
    EXCLUDE XXX #20 #30
    from ラベルと to ラベルで示される行の範囲を除外できます。例えば、以下のコマンドは .LABA というラベルの付いた行から .LABB というラベルの付いた行までの行の範囲を除外します。
    EXCLUDE ALL .LABA .LABB

    File Manager/Db2 エディター・セッションでは、検索ストリングとしてアスタリスク (*) を指定して、以前の EXCLUDE 基本コマンドで指定したものと同じストリングを検索できます。

    File Manager/Db2 エディター・セッションでは、EXCLUDE コマンドの効果を、検索するデータの特定の部分に制限できます。
    • データ内の接頭部として現れる個所のみにストリングの検索を限定するには、PREFIX パラメーターを指定します。
    • データ内の接尾部として現れる箇所のみにストリングの検索を限定するには、SUFFIX パラメーターを指定します。
    • データ内の「ワード」として現れる個所のみにストリングの検索を限定するには、WORD パラメーターを指定します。
  • 以下の接頭部コマンドは、それぞれ次のことを行います。
    X
    1 行を除外します。
    Xn
    n 行を除外します。
    XX
    1 ブロックの行を除外します。
以下の行コマンドを使用して、除外行のブロックから、さまざまな行を表示することができます。
F
除外行のブロックから最初の行を表示します。
Fn
除外行のブロックから最初の n 行を表示します。
L
除外行のブロックから最後の行を表示します。
Ln
除外行のブロックから最後の n 行を表示します。

関連するタスク

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