読み取り呼び出しおよび書き込み呼び出しの説明
このセクションでは:
- I/O 出口制御ブロック・フィールド「オープン・モード」は、データ・セット・オープン操作について言及しているため、「入力」は、入力のオープン、「出力」は出力のオープンを意味します。
- I/O 出口制御ブロック・フィールドで「現行入力レコード」を指している参照は、File Manager から I/O 出口に提供されている入力バッファーの中のデータを参照しています。同様に、「現行出力レコード」を指す参照は、出力バッファーのデータを参照しています。
読み書き可能なファンクションコードの処理フロー
- 読み取り操作中に、File Manager はデータ・セットからレコードを読み取り、I/O 出口現行入力レコードに入れます。File Manager は、読み取り機能コードを指定して出口を呼び出します。すると、出口は現行入力レコードを現行出力レコード・バッファーにコピーし、必要な処理を行います。出口から戻ると、File Manager は、出口にある処理済みの現行出力レコードを使用します。
- 書き込み操作中に、File Manager はメモリー内のレコードを取得し、I/O 出口現行入力レコードに入れます。すると、出口は現行入力レコードを現行出力レコード・バッファーにコピーし、必要な処理を行います。出口からの戻りで、File Manager は、出口からの現行出力レコードを DASD に書き込みます。