スクランブル出口を使用するための File Manager のカスタマイズ

File Manager では、機密情報を含む可能性のある特定のフィールドの値を変更するオプションによって実動データに基づいてテスト・データを作成できます。この機能は、フィールド・スクランブルと呼ばれます。

独自のスクランブル出口を作成して、File Manager で提供されていないスクランブル操作を実行することもできます。

スクランブル出口を指定するには、スクランブル処理するフィールドを指定したテンプレート編集プロセスの「Field Attributes (フィールド属性)」パネルから「Scramble Type 4 ("Exit") (スクランブル・タイプ 4 (「出口」))」を選択します。File Manager で「Scramble Exit Specification (スクランブル出口指定)」パネルが表示され、ここで出口名、出口に渡される定数を指定でき、また値が出口に渡される前に数値フィールドをフォーマット設定するかどうかも指定できます。この出口は、アセンブラーでも LE 対応プログラムでも構いません。スクランブル出口の使用方法については、「File Manager for z/OS User’s Guide and Reference」に説明されています。