File Manager Baseの File Manager 監査機能のカスタマイズ
File Manager は監査ログ・レコードを SMF または監査ログ・データ・セットに作成できます。
監査が不要な場合:
- FMN モジュールの FMN0POPT0POPI マクロ指定で AUDITLOG=NO を設定します。詳しくは、AUDITLOG を参照してください。
- FMN モジュールの FMN0POPT0POPI マクロ指定で SMFNO=0 を設定します。詳しくは、SMFNO を参照してください。
- この章でこれ以降に説明されているカスタマイズをスキップします。
File Manager には、File Manager Baseについて監査レコードを作成するかどうかを制御するために異なる 2 つの方式 (FMN0POPT で制御される監査、および SAF で制御される監査) が用意されています。これらは、File Manager Base 監査を制御するための代替手段で詳細に説明しています。
これら 2 つの方式のどちらが、ご使用のサイトの要件に適しているかを判別する必要があります。
File Manager 監査機能に必要となるカスタマイズを判別するには、以下のチェックリストを使用します。
監査カスタマイズ選択項目 | 決定事項 (はい|いいえ|適用外) |
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1.FMN0POPT オプション・モジュールを使用して監査を制御する | |
2.SAF 規則および SYS1.PARMLIB メンバーを使用して監査を制御する | |
3.SAF 規則を使用して (SYS1.PARMLIB に対する変更なしで) 監査を制御する | |
4.監査レコードはデータ・セットに作成される | |
5.監査レコードは SMF に作成される |
選択項目 1 から 3 までは、いずれか 1 つの選択項目に対してのみ「はい」と記入します。他の 2 つの選択項目に関しては、「適用外」と記入します。
選択項目 1 に対して「はい」と記入した場合は、選択項目 4 と 5 のいずれかに対して「はい」と記入します。「はい」と記入しなかったもう一方の選択項目に関しては、「適用外」と記入します。
選択項目 2 または 3 に対して「はい」と記入した場合は、選択項目 4 と 5 の一方または両方に対して「はい」と記入します。両方の選択項目に対して「はい」と記入した場合は、重複ロギングを実行することになります。重複ロギングは、SAF で制御される監査でのみ使用できます。
カスタマイズ選択項目 | 実行すべきセクション |
---|---|
1.FMN0POPT オプション・モジュールを使用して監査を制御する | |
2.SAF 規則および SYS1.PARMLIB メンバーを使用して監査を制御する | |
3.SAF 規則を使用して (SYS1.PARMLIB に対する変更なしで) 監査を制御する | |
4.監査レコードはデータ・セットに作成される | |
5.監査レコードは SMF に作成される |