ISPF インターフェースのデフォルトを新規ユーザーに提供
Fault Analyzer ISPF インターフェースの新規ユーザーにインストールに固有のデフォルトを提供するには、次の処理を行います。
- Fault Analyzer ISPF インターフェースを呼び出します。
- 新規ユーザーがこのインターフェースを初めて使用する時に参照する可能性のある値にオプションを設定します。これらの値には、以下が含まれる場合があります。
- 「Fault Entry List」画面で選択された最初のヒストリー・ファイルまたはビュー。または、FAISPFOPTS(INITHIST(...)) オプションを使用して、必要なデフォルト値を入力します。詳しくは、InitHistを参照してください。
- Fault Analyzer プリファレンス (「Options」プルダウン・メニューから)。
- バッチ再分析のオプション (「Options」プルダウン・メニューから)。または、FAISPFOPTS(BATCHOPTS(...)) オプションを使用して、必要なデフォルト値を入力します。詳しくは、BatchOptsを参照してください。
- 対話式再分析のオプション (「Options」プルダウン・メニューから)。
- ビューの設定 (「View」プルダウン・メニューから)。注: Fault Entry List 画面に表示される列に対するインストール・システム全般のデフォルトは、ISPF プロファイル・メンバーのデフォルトを使用して定義するのではなく、IDICNFxx parmlib メンバーの FAISPFopts(HistCols(...)) オプションを指定して定義することをお勧めします。これらの列をさらに変更する可能性のあるユーザーは、他の方法では PF4 を押してインストール済み環境全体のデフォルトにリセットできないため、この方法が必要です。
- Fault Analyzer ISPF インターフェースを終了します。
- applid PROF メンバーを、ご使用の ISPF プロファイルのデータ・セットから、すべてのユーザーがそのユーザーの ISPTLIB 連結で使用できるデータ・セットにコピーします。ここで applid は、ご使用のインストールで Fault Analyzer に使用されるアプリケーション ID (例えば、IDI) です。
ユーザーがプロファイル・メンバーに含まれている変数に変更を加えるとすぐに ISPPROF DDname によって識別される各ユーザーのプライベートなプロファイル・データ・セットに即時に保管されます。その後、Fault Analyzer ISPF インターフェースの使用時には、このデータ・セットから読み込まれます。