インストール固有のバッチ再分析 JCL 制御ステートメントを提供
ユーザーがヒストリー・ファイル項目のバッチ再分析を実行する際、Fault Entry List 画面で B 行コマンドを使用すると、Fault Analyzer は、そのユーザーが Batch Reanalysis Options 画面で指定したオプションをベースに適切な JCL ストリームを生成します。そのような生成されたジョブの JCL 制御ステートメントをいつでもインストールに追加できるよう、Fault Analyzer には、オプションのユーザー提供スケルトン・メンバーが提供されています。検索できた場合、生成された JCL ストリームの JOB カードの後に、このメンバーが即時に挿入されます。スケルトン・メンバーは、IDISJCTL という名前であり、ISPSLIB 連結から使用できる必要があります。存在しない場合や検索できなかった場合は、単に使用されません。
このメンバーには、JCL 制御カードを追加してデフォルトの出力行数を超える出力を可能にするといった使用方法が考えられます。例:
//* Override of installation default output line limit
/*JOBPARM LINES=300
Batch Reanalysis Options 画面上のJob card styleは「S」に設定されているが、Job Card Statementsはまったく指定されていないという場合、IDISJCTL メンバーを使用し、JOB カードと任意の追加制御カードの両方を提供できます。IDISJCTL メンバーに対する代替については、BatchOptsを参照してください。