UTL - IDIUTIL バッチ・ユーティリティー・ユーザー出口パラメーター・リスト

1. UTL データ域

この表には、6 つの列と 2 つのヘッダー行があります。最初のヘッダー行では、「オフセット」見出しは列 1 および 2 にわたります。「オフセット」見出しには、2 番目のヘッダー行に 2 つの副見出しがあります。列 1 の「Dec」、列 2 の「Hex」。

オフセット タイプ アクセス 長さ 名前と説明
10 進 16 進
0 (0) CHAR R/O 4 VERSION

パラメーター・リストのバージョン (現在は 0002)。

4 (4) CHAR R/O 44 (予約済み)
48 (30) CHAR R/W 1 PERFORM_ACTION

この障害項目に関するユーティリティー・アクションの実行 (Y/N)。

49 (31) CHAR R/W 100 IMPORT_DUMP_DSN

この値は、IDIROBOT exec を使用して作成されたステージング・データ・セットから単一障害項目をインポートするときにのみ適用されます。

インポート対象の障害項目が、関連ダンプ・データ・セットとともにエクスポートされたものである場合、関連付けられた元のダンプ・データ・セット名が ENV.ASSOCIATED_DUMP_DSN で指定されます。その後、IDIUTIL ユーザー出口は次の方法で応答できます。
  • UTL.IMPORT_DUMP_DSN フィールドを 「NULLFILE」に設定することで、関連するダンプ・データ・セットを無視できます。
  • UTL.IMPORT_DUMP_DSN を ENV.ASSOCIATED_DUMP_DSN で指定された元のダンプ・データ・セット名に初期化できます。❶
  • UTL.IMPORT_DUMP_DSN を別のダンプ・データ・セット名に初期化できます。❶
  • UTL.IMPORT_DUMP_DSN フィールドをブランクのままにしておくことができます。この場合、IDIOPTLM 構成オプション・モジュールの RFRDSN、SDUMPDSN または XDUMPDSN オプションに指定した適切なデータ・セット名が使用されます。
UTL.IMPORT_DUMP_DSN で指定された名前は、インポートされた障害項目に割り振られて関連付けられるダンプ・データ・セットに使用されます。
83 (131) CHAR R/O 1 DUP_TYPE

このフィールドは、ListHFDup 出口を使用している場合にのみ適用できます。

考えられる値は以下のとおりです。
空白
基本障害項目
N
通常重複
F
CICSfast 重複
I
Imagefase 重複
注:
データ・セット名は、障害項目がインポートされるシステムおよび IDIUTIL が実行されるユーザー ID に適したものである必要があります。