「DLI Mode Data Sets 2 (DLI モード・データ・セット 2)」パネル
「DLI Mode Data Sets 2 (DLI モード・データ・セット 2)」パネルを使用すると、DLI モードでの実行時に、FM/IMS 機能によって使用される RECON、ACBLIB、および IMS ログ・データ・セットの名前を表示および変更できます。
このパネルは、「Subsystem Settings Menu (サブシステム設定メニュー)」でオプション 3 を選択すると表示されます。「Subsystem (サブシステム)」フィールドには、「Subsystem Settings Menu (サブシステム設定メニュー)」で指定した IMS サブシステム ID が表示されます。
パネルには、DLI 領域タイプが選択され、この IMS サブシステム ID が機能の入力パネルで指定されている場合に、オンライン FM/IMS 機能が使用するデータ・セット名が表示されます。
FM/IMS 管理者が、パネル上に表示されたデータ・セット名の一部またはすべての値を修正している場合があります。
データ・セットが修正された場合は、パネル・フィールドが保護され、指定された値を変更できなくなります。データ・セットが修正されていない場合は、データ・セットに指定された値を変更できます。
パネル上のすべてのデータ・セット名をサブシステムのデフォルトに再設定するには、RESET コマンドを入力します。
変更内容を保存してパネルを終了するには、EXIT コマンド (F3) を入力します。
変更内容を保存せずにパネルを終了するには、CANCEL コマンド (F12) を入力します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── FM/IMS DLI Mode Data Sets 2 Subsystem IF52 IMS V13 NT Test RECON: Primary data set name . Secondary data set name Spare data set name . . ACBLIB: Data set name . . . . . 'IMSV1210.IF52.ACBLIB' IMS log: Data set name pattern . &UID..FMNLOG.&YYMMDD..&HHMMSS..&DBNAME. Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- Subsystem (サブシステム)
- 「Subsystem Settings Menu (サブシステム設定メニュー)」で指定した IMS サブシステム ID。
- RECON Primary data set (RECON 1 次データ・セット)
- IMS で DBRC RECON データ・セットを動的に割り振る場合は、このフィールドをブランクにしておきます。IMS は、必要な場合に、DFSMDA 動的割り振りメンバーで指定された RECON データ・セットを割り振ります。
FM/IMS で DBRC RECON データ・セットを割り振る場合は、IMS で使用する 1 次 DBRC RECON データ・セットの名前を指定します。DLI モードで実行されている FM/IMS 機能は、必要とされるときに、指定されたデータ・セットを RECON1 DD に割り振ります。
1 次 RECON データ・セットを指定する場合は、2 次およびスペア RECON データ・セットも指定する必要があります。
- RECON Secondary (RECON 2 次)
- IMS で DBRC RECON データ・セットを動的に割り振る場合は、このフィールドをブランクにしておきます。IMS は、必要な場合に、DFSMDA 動的割り振りメンバーで指定された RECON データ・セットを割り振ります。
FM/IMS で DBRC RECON データ・セットを割り振る場合は、IMS で使用する 2 次 DBRC RECON データ・セットの名前を指定します。DLI モードで実行されている FM/IMS 機能は、必要とされるときに、指定されたデータ・セットを RECON2 DD に割り振ります。
2 次 RECON データ・セットを指定する場合は、1 次およびスペア RECON データ・セットも指定する必要があります。
- RECON Spare (RECON スペア)
- IMS で DBRC RECON データ・セットを動的に割り振る場合は、このフィールドをブランクにしておきます。IMS は、必要な場合に、DFSMDA 動的割り振りメンバーで指定された RECON データ・セットを割り振ります。
FM/IMS で DBRC RECON データ・セットを割り振る場合は、IMS で使用するスペア DBRC RECON データ・セットの名前を指定します。DLI モードで実行されている FM/IMS 機能は、必要とされるときに、指定されたデータ・セットを RECON3 DD に割り振ります。
スペア RECON データ・セットを指定する場合は、1 次および 2 次 RECON データ・セットも指定する必要があります。
- ACBLIB Data set name (ACBLIB データ・セット名)
- サブシステムのステージング ACBLIB データ・セット名。
このデータ・セットは、ファースト・パス・データベースが指定される場合に、Initialize 関数によって使用されます。DBFUMIN0 ユーティリティーは、初期化するデータベースに生成された ACBLIB の DBD メンバーから情報を取得します。
- IMS log Data set name pattern (IMS ログ・データ・セット名パターン)
- FM/IMS 機能が IMS ログ・データ・セット名を生成するために使用する名前パターン。
名前パターンは、最大で 5 つの修飾子で構成できます。修飾子ごとに、必要な文字ストリングまたはシンボルのいずれかを指定できます。データ・セット名は、名前パターン内のシンボルをそのランタイム値と置き換えることで生成されます。
この項目の残りの部分では、「関数」は IMS ログを使用する関数のことを指して用いられています。
名前パターンは以下のシンボルをサポートします。
- &DBNAME.
- この関数がアクセスする 1 次データベースの名前。
- &PREFIX.
- ユーザーの TSO 接頭部 (名前が TSO 環境で生成される場合) または TSOPREFIX パラメーターに指定された値 (そうでない場合) のいずれか。値は NULL にすることができます。
- &FUNCOD.
- この関数のコード。
以下に、IMS ログを使用する可能性がある関数のコードを示します。
- IE
- Edit (編集)
- IB
- Browse (参照)
- DIB
- 初期化
- IXB
- 抽出
- ILB
- ロード
- IPR
- Print (印刷)
- IEB
- バッチ編集
- IBB
- バッチ・ブラウズ
- &HHMMSS.
- Thhmmss。ここで hhmmss は、IMS ログ・データ・セット名が生成された時刻を表し、時 (HH)、分 (MM)、および秒 (SS) で表されます。
- &SSID.
- 機能がアクセスする対象の IMS サブシステムの名前。
- &UID.
- &PREFIX.(値が NULL でない場合) またはユーザー ID (値が NULL である場合) のいずれか。
- &USER.
- ユーザー ID
- &YYMMDD.
- Dyymmdd。ここで yymmdd は、IMS ログ・データ・セット名が生成された日付を表し、2 桁の年 (YY)、月 (MM)、および日 (DD) で表されます。
親パネル
子パネル
- なし。