新しい外部キーの挿入
対応する基本キー値を持つ行が親表にない場合には、行を従属表に挿入すると、エラーが生成されることがあります。Db2® では、親表に基本キーが作成されるまで、外部キー値の挿入は防止されます。
親表が現在編集中の表と同じ場合があります (自己参照制約)。.これは、エラーのある行の接頭部域の右端位置に R
がないことによって示されます。E 接頭部コマンドを使用して、関係名、親表名と従属表名、および親表と従属表の両方のキーの列の名前の詳細を示す情報パネルを表示することができます。
親表と従属表が異なるような状態では、以下のようにしてください。
- RE 接頭部コマンドを使用するか、あるいはエラー情報パネルから REDIT 基本コマンドを使用して、親表の File Manager/Db2 編集セッションを開始します。
- IP 接頭部コマンドを使用して、従属表に対する編集セッションで入力された外部キー値と対応する基本キーの新しい行を表に挿入します。その基本キーが従属表の編集セッションで入力された外部キーと対応するように、既存の行を変更することもできます。
- Exit function key (F3) を押し、変更の妥当性を検査してコミットします。
- 元の編集セッションに戻って、新しい外部キー値を保管します。
注: 親表または従属表が他の関係では同時に親表または従属表である場合には、基本または外部キー値に対する変更が他のエラーの原因となることがあります。
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