Db2® オブジェクト・アクセス方式 (OAM) 機能を使用するための File Manager のバインド
File Manager OAM 機能を使用する場合は、File Manager プラン FMNODIRS を OAM オブジェクトが定義されている Db2® システムにバインドして、OAM 機能が正しく動作できるようにする必要があります。FMN.SFMNSAM1 には次のサンプル・ジョブが用意されており、FMNBDIRS プラン/コレクションの Db2® サブシステムへのバインドに使用できます。
- FMNBDI2K: プラン FMNBDIRS に関連付けられたコレクションをバインドする Db2® V12 ジョブ。
- FMNBDI2P: プラン FMNBDIRS をバインドする Db2® V12 ジョブ。
- FMNBDI3K: プラン FMNBDIRS に関連付けられたコレクションをバインドする Db2® V13 ジョブ。
- FMNBDI3P: プラン FMNBDIRS をバインドする Db2® V13 ジョブ。
Db2® のインストール要件に応じてサンプル・ジョブをカスタマイズします。行う必要のある変更について詳しくは、サンプル・ジョブの中の指示を参照してください。
プラン FMNBDIRS に関連付けられた DBRM が FMN.SFMNDBRM で配布されています。
以下の Db2® 権限を OAM 機能の各ユーザーにも認可する必要があります。
- ディレクトリー処理には、次のテーブルに対する読み取り権限が必須です。
- GROUPnn.OSM_OBJ_DIR (すべてのグループ・ディレクトリー) nn = 00 から 99 の範囲 (00 と 99 を含む)
- SYSIBM.SYSTABLES
- owner.VOLUME
- OAMADMIN.CBR_COLLECTION_TBL
- OAMADMIN.CBR_MGT_CLASS_TBL
- OAMADMIN.CBR_STO_CLASS_TBL
- オブジェクトの復元には、次のテーブルに対する UPDATE 権限が必須です。
- GROUPnn.OSM_OBJ_DIR (すべてのグループ・ディレクトリー) nn = 00 から 99 の範囲 (00 と 99 を含む)
- OAMADMIN.CBR_COLLECTION_TBL